自転車用語の一つ。
所謂「立ち漕ぎ」。
ペダルの上に立ちあがり、ボトムブラケットに垂直に体重をかけ、踏み足と引き足を使ってペダリングする。
体重をペダルに乗せるためシッティングより強いパワーが出るが、当然疲労も強い。
真正面や後ろからみると踊っている様に見える*1ためこう呼ばれる。
シティサイクルではよく車体を垂直にしたまま躰を左右に振る「立ち漕ぎ」を見るが、重い人間ではなく軽い車体の方を左右に振るのがエネルギーロスの無いダンシングである。
ロードレースでは、逃げの仕掛けや踏むギアの無い登り坂など、よりパワーの必要な場面で使用する。
関連語:シッティング