アメリカのSF作家。Daniel Keyes。
1927年ニューヨーク生まれ。小説「アルジャーノンに花束を」を1959年に中編小説として、また1966年に長編小説として改作して発表、ロングセラーとなる。その他、代表的な著作に「五番目のサリー」「24人のビリー・ミリガン」「眠り姫」など。
2014年6月15日、死去。86歳。
アルジャーノンに花束を (ダニエル・キイス文庫)
タッチ (ダニエル・キイス文庫 15)
五番目のサリー〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
五番目のサリー〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
24人のビリー・ミリガン〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
24人のビリー・ミリガン〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
眠り姫〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
眠り姫〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
ビリー・ミリガンと23の棺〈上〉 (ダニエル・キイス文庫)
ビリー・ミリガンと23の棺〈下〉 (ダニエル・キイス文庫)
リスト::SF作家
医者には向いていないと自覚し、作家になろうと思い定め、生活費を得るために教師の資格をとって教職についた。知的障害児の教室で教える仕事も引き受けて、この教室で、あの少年と出会った。授業のあと、少年はキイス先生のもとにやってくるとこう言った。「先生、ぼくは利口になりたい。勉強して頭がよくなったら、ふつうのクラスに行けますか」この言葉が『アルジャーノンに花束を』をこの世に送り出す大きなステップとなった。(ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』ハヤカワ文庫、2015) こんばんは。引用は、訳者である小尾芙佐さんのあとがきより。教員だったんですね、ダニエル・キイス(1927-2014)は。読み始めた…
こんにちは。よろしくお願いいたします📚 2023年最後にご紹介する本はこちら! アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス著 アルジャーノンに花束を〔新版〕 作者:ダニエル キイス 早川書房 Amazon 主人公チャーリイ。 障害を持った彼が、実験によって天才に変わっていく。それを経過報告という形で語られていきます。 読み始めると最初はなんじゃこりゃ?と読むのに苦労しましたが徐々に変わっていきます。 今まではわからなかったことが、天才に変わることによりわかっていく。 天才変わっていく過程で、家族との別れのいきさつを知る。 かつての友達?だった人たちからも距離を置かれてしまいます。 彼は手術を受け…
内容(amazonより引用) 32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく…天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。著者追悼の訳者あとがきを付した新版。 アルジャーノンに花束を〔新版〕 作者:ダニエル キイス 早川書房 Amazon 感想(ネタバレなし) ※以下はネタバレ箇所を隠した感想です※ 読後、少し呆然としてしまった。これ…
ダニエル・キイスの「24人のビリー・ミリガン」を読んでいるのですが、上下巻に分れ小説自体の紙数が多い上に、主人公の人格が24にも解離しています。ために、中中進み行かない。再読にも拘わらず、亀歩牛歩の低空飛行。加齢が起こりで、読書力も衰えている哀しさよ。 この先、あと何冊の本を読めるのか。老いた両眼に点薬しながら、ふとそんなことを考えました。 ランキング参加中読書 ランキング参加中雑談
「アーモンド」著ソン・ウォンピョンを読みました。少し前に話題になっていて気になっていましたが一気に読めました。生まれつき感情のない青年が、自分に近づいてくる同世代からの刺激によって、変化し始める話です。ポップな表紙も魅力的でかわいいです。内容もスラスラ読めます。韓国語翻訳の本を最近複数読んでいますが、英語翻訳のものよりも入りやすいです、私は。登場人物の名前が短いからでしょうか。 読み進むにつれ、この主人公の青年は少しずつ心に変化がもたらされるのですが、うーんなにかに似ているなと思ったら「アルジャーノンに花束を」著ダニエル・キイスでした。これは個人的な感想です。アルジャーノンは、知的障害のある主…
★この記事を読むと、アメリカの作家・ダニエル・キイスの『アルジャーノンに花束を』を読みたくなります。 ★詳細はこちら→『アルジャーノンに花束を - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ダニエル・キイス - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.…
本日日曜日。 朝からストック品をゴソゴソ。 まだ絵が残っています。ごめんなさい💦という気持ちで貼りつけます。 だってこうでもしないと処分できないのですもの。 こうまでしても、現物をゴミにするときは心が痛みます。 最後のこちら↑A3の画用紙に黒々と人の後ろ姿。 謎の1枚です。 Yの母親 並行して綴っているYの高校時代。 Y高校は来るもの拒まずの姿勢で生徒を受け入れる学校です。 そもそも受験倍率が1かそれ以下ですからね。(当時も、おそらく今も) 学習支援、進路対策などに力を入れていますので、生徒のやる気にはしっかり応えてくれる学校です。しかし、学校が促す望ましい姿からあえて遠ざかりたい連中も一定数…
アルジャーノンに花束を〔新版〕 作者:ダニエル キイス 早川書房 Amazon 『アルジャーノンに花束を[新版]』ダニエル・キイス著 小尾芙佐訳を読む。 ぼくわ、ようやく、この本およみました。ネズミのアルジャーノンがとてもかわいいとおもいました。男の子は、脳のしじつをうけておつむがよくなりました。ぼくわ、しじつはいたいのでいやれす。 いまやSFの古典的名作となった本作。大人なのに子ども並みの知能しかない主人公は、脳外科手術により知能を奇跡的に回復する。いや回復する以上に急速に明晰な頭脳に変貌を遂げていく。賢くなるにつれ、いままでの勤務先のベーカーリーショップからはスポイルされはじめ、研究所の女…
先日『「ミステリと言う勿れ」と「水曜日が消えた」』で多重人格について書いた際、「24人のビリー・ミリガン」の著者 ダニエル・キイスの名を出した。 ダニエル・キイスはこれも有名だけれど、彼の代表作といえばやはり「アルジャーノンに花束を」でしょう。 これも昔、ビリーミリガンと同じく夢中で読んだものです。 主人公は32歳の男性。知的障害で6才児程度の知能しかない。ある時彼は臨床試験の脳手術を行ない、IQ180以上の天才的頭脳の持ち主になって人生が激変するのだけれど…。 ちなみにアルジャーノンというのはハツカネズミの名前で、この脳手術の実験で天才ネズミになった。 「アルジャーノンに花束を」は日本でも2…
ひらがなばかりで誤字交じりの文章で綴られる「けえかほおこく1」から始まる作品 「アルジャーノンに花束を」 読み始める前から大まかなストーリーは知っていました。読みました。 あっ、泣く。このまま読み進めたら泣く。そして文字から目を離しても、じわじわと目にたまっていく涙、こぼれ落ちました。 当たり前ですが、ストーリーを知っていることと、実際に読むことは全然違いますね。 今回読んだのはこちら↓ アルジャーノンに花束を〔新版〕 作者:ダニエル キイス 早川書房 Amazon 「アルジャーノンに花束を」[新版] 作者ダニエル・キイス 訳者小尾芙佐 早川書房 こちらはアメリカ合衆国の作家ダニエル・キイスに…
無料動画配信サービス情報 Blu-ray・DVD・グッズ情報 ポイント1.基本情報 ポイント2.前作との関連 ポイント3.ビリー・ミリガン ポイント4.見所 ポイント5.小ネタ・裏話 こんな方にオススメ 登場人物 あらすじ・ストーリー レビュー 感想 スポンサーリンク (window.adsbyimobile=window.adsbyimobile||[]).push({pid:81210,mid:565787,asid:1840136,type:"banner",display:"inline",elementid:"im-b2ba1b5cbe794274aa7515480b6c1867"}…
さあ、いよいよ新学期! 今日は、忙しくてなかなか本が読めない(笑)、永安学長にお勧めの本を聞いてみます。 また、本をたくさん読んで、附属図書館ベストリーダー賞に輝いた2名の学生、情報データ科学部の岡田さん、環境科学部の松尾さんにも来てもらいました。 崎長:学生の皆さんは、何冊くらい読んだの? 岡田さん:昨年は100冊以上読みました。 松尾さん:僕もそうですね。 学長:えっ、そんなに~。凄いね~。そんなに読んだら遊びに行く暇もないでしょう(笑)。 崎長:学長、学生の本分は勉学ですから。 学長:あっははは、そうだった、これはオフレコね。岡田さんは、本を読んでどんなことがよかったのかな? 岡田:本を…
*アフィリエイト広告を利用しています。 みんなどれくらい本を読んでいるの? 子供たちに本を読むようにすすめるけど みんなどれくらい読んでるのか? 気になり調べてみました。 日本の小中学生の読書量について 毎年調査が行われています。 最新の調査によると2023年5月の平均読書数は 以下の通りです。 1ヶ月の読書数 小学生:平均で約12.6冊 中学生:平均で約5.5冊 高校生:平均で約1.9冊 小学生の読書量には驚きました。 不読者の割合 *不読者とは、1か月間に本を読まなかった児童生徒 小学生:約7.0% 中学生:約13.1% 高校生:約43.5% 参考:全国学校図書館協議会「第68学校読書調査…
風のように ふわりと 軽く 飄々と♪こんにちは風◯りです☺️ 皆さまいかがお過ごしでしょうか❓ いつもと変わらず元気に過ごせて1日が終わっていく…☀️これがどれだけ有り難いことか✨ 失くしてわかる幸せ💕なーんて♪ もちろんいつもそんなことを考えている訳ではありません💦特に何かあった訳でもなく…😅 有り難いことに『コロナの後遺症』らしきものもなし♪復活してからは毎日元気に過ごせています✨ ただ元気に過ごせていることが有り難いなぁ〜としみじみ☺️ さて今日はもし元気に過ごせる残り時間がわかったとしたら…❓ こんなテーマ(❓)の作品の紹介を♪ アルジャーノンに花束を新版 (ハヤカワ文庫) [ ダニエ…
ダニエル・キイス著:「タッチ」読みました キイスは久々で、この小説は初めて読みました なんと、若い夫婦が夫の職場で起きた“放射能事故”の被害者になってしまうと言うストーリーしかも、やっと子供を授かったところ 現れる症状や、2人の行動範囲の“放射能”反応の検査など、かなりリアルに描かれていました生まれてくる子供など、先を急ぐように読んでしまいましたよ キイス著の「アルジャーノンに花束を」は、未だに私のお気に入り小説のトップです 『内容詳細』バーニーとカレンは、不妊に悩んでいることを除けばどこにでもいるごく平凡な若夫婦だった。その災厄に見舞われるまでは―。バーニーの勤め先で放射能事故が起き、二人は…
深夜に現れた神やんは ネズミの姿でした。 それから眠れなくて 本を読み始めました。 ネズミつながりで 「アルジャーノンに花束を」 ダニエル・キイス 最後の一行を味わうために 400頁をたどる本だな。 と、読むたびに思います。 初めて出会ったキイス作品は 「24人のビリー・ミリガン」 でした。 自分の中に複数に自分がいて これは良くないことだと 思っていた私にとって 著者の意図はともかく 大きな救いとなりました。 キイスの絶対的な愛 優しさのようなものを 受け取ったからです。 「書くことは 呼吸のようなもの。 書かずにはいられない。」 キイスの言葉からは 書く喜びと同時に 強い痛みを感じます。 …
月光という作品がある。 ヨルシカの物語の一つ。 幻にしてしまった公演、エルマとエイミーの物語。 だから幻月。 幻燈、月光、幻月。 月と猫のダンス。 幻月とは、月の左右にも別に月が見えるような現象を指す。 盗作、夏初月、前世、そして幻月。 どうかこれを読み終えたら、ここに記したことは忘れて欲しい。全て消すことは出来ずとも、あなたが最初にこの作品に触れたときの心は、そのまま覚えていて欲しい。 この備忘録はヨルシカを題材にした舞台「幻月」について記す。本家ヨルシカのものとは関係ないが、構成上以下の作品を踏襲している。 Live「前世(2021)」 Live「盗作」 Live「月光」(再演) Live…
全9項目●代表作●「Newtype Library」 ●エッセイ「もらい泣き」 ●「劇場版 PSYCHO-PASS PROVIDENCE」 ●「冲方丁 公式読本」●「gigazine.net」 ●「作家の読書道」●「sf-fantasy.com」 ●「BANDAI CHANNEL」 「AKIRA(大友克洋)」より 全8項目 ●代表作 TVアニメ&映画脚本「蒼穹のファフナー」シリーズ、 「PSYCHO-PASS サイコパス」〃(「2」「3」、映画「3 FIRST INSPCTOR」「PROVIDENCE」)、 TVアニメ脚本「ヒロイック・エイジ」、 小説&映画脚本「マルドゥック・スクランブル」、…
"永遠"と"一度きり"の間にあるのは、かくも小さな違いだ。 惑う星 作者:リチャード・パワーズ 新潮社 Amazon 作者名が金ぴかにデカデカと… 最初見たとき、なんちゃらパワーって新しい造語のビジネス書か、自己啓発系の実用書あたりかと思った。 タイトルは『惑う星』、原著は著者名の下にある『BEWILDERMENT』かな。 ぱらぱらとページをめくると落ち着いた雰囲気。どうやら小説らしい。 あらすじもなにもわからないけど、とってもステキな気配がしたから貸出! SFかと思いきや。 いや、SFなのかもしれないけど。実在する最新の科学とか装置、社会問題(これはあの人のことかな…って有名人がちょいちょい…
Xで「#何度も繰り返し読んだ特別な一冊」とか「#名刺代わりの小説10選」のタグを見て 面白そうだと思った本のメモと 過去に読んで思い返してよかった本を備忘録として書き出してみる 他の人が書き出している本で気になったもの 特に記憶に残る本 新井素子 馬場 翁 貴志祐介 田中芳樹 辻 真先 神坂 一 王領寺静 吉岡 平 安田均(原案)・水野良(著) 星新一 振り返って
ランキング参加中漫画ブログランキング参加中マンガ にほんブログ村 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 仏壇の御参り 毎日じいちゃんの仏壇に 線香あげて御参りするのが日課なのね。 その日何をするか 昨日の反省 なんかを仏壇に話したりしてます。 たまに朝忘れて、昼に御参りする事あったりw ( ´_ゝ`)スイマセソ マンガにした日は夜にあった時のこと。 じいちゃん呪霊じゃねーからなっ!!! ( ´_ゝ`)‥‥。 つぶさんとおもっちー - LINE スタンプ | LINE STORE つぶさん屋suzuri店 ( 2bu3tweet )…
かなり今更なんですが、『ビリーミリガンと23の棺』上下巻を読み終わりました。今更ですねえ。初版1994年ですって。時の流れが早すぎるよフェルン。 このあたりから多重人格とか一般的になったような気がします。『多重人格探偵サイコ』とかが97年。つーかこのコンビがやってた『魍魎戦記MADARA』ってどうなったんでしょうか。
どうも きのPです。生粋のn-bunaさん信者です。 kinoblog.hatenablog.jp 前回の記事では「ヨルシカ楽曲ソート」を用いて全ヨルシカの曲(インスト除く)をランキング付し、そのうち「1位~20位」について個人の間奏を綴りました。 今回はその続き、「21位~40位」の曲について語っていこうと思います。ランキングの趣旨や注意事項については、前回の記事に記載しておりますのでそちらを参照ください。 今回もかなりの文量になりますので、自分の好きな曲のコメントだけ見るぐらいの気持ちでいただければと思いますし、割とフィーリングだけで書きなぐってる節があるので、細かい表現や用語の使い方につ…
アルジャーノンに花束をは、ダニエル・キイスの小説で、知能が低い主人公が実験によって天才になるが、やがて元に戻ってしまうという物語です。 この小説は、人間の知性と感情の関係を深く探求していると思います。主人公のチャーリーは、知能が上がるにつれて、自分の過去や周囲の人々に対する認識が変わっていきます。 しかし、それと同時に、孤独や苦悩も増していきます。チャーリーは、知性が高くなることで幸せになれると思っていましたが、実際にはそうではありませんでした。この小説は、知性だけでは人間の幸せを決められないということを示しています 人間の尊厳と倫理についても問いかけていると思います。チャーリーは、実験の対象…
久々に、長男と次男の多読について。 最近の子供たちが読んでいる洋書をまとめてみます。 長男が読んでいる本など 特に新しい長編を読まない状態が続いていた長男。 アガサ・クリスティーのミステリを再読したり、 朝日ウィークリーを読んでみたり、 英検の長文を読んでみたり、 その時の気分で色々と読んでみる、といった感じでした。 それがある日、 「そろそろ何か読もうかな〜」 と言い出しまして。 その言葉を待っていた私は、我が家にある洋書の中から長男が興味を持ちそうな本を数冊ピックアップ! その中から長男が選んだのは『Flowers for Algernon (アルジャーノンに花束を)』ルビ付きバージョン。…