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ダイオウイカ

(動植物)
だいおういか

[英] Giant Squid [学名] Architeuthis
ダイオウイカ(大王烏賊)は、巨大イカの一種。ダイオウホウズキイカとともに、世界最大級の無脊椎動物として知られている。
日本での発見例は外套長1.8m、触腕を含めると6.5mにもなるものがあるが、ヨーロッパで発見されたタイセイヨウダイオウイカ(テイオウイカ)は、体長20mを超えたものがあったといわれる。
直径30cmにもなる巨大な目を持ち、ダイオウホウズキイカとともに、生物界で最大とされている。
北欧伝承の海の怪物であるクラーケン(Kraken)は、その多くが巨大なタコやイカのような頭足類の姿で描かれており、ダイオウイカがモデルであるとも考えられている。
浮力を得るための塩化アンモニウムが大量に含まれている。そのため、これらのイカの身の味には独特のえぐみがあり、食用には適さないとされている。
また、日本国立科学博物館の窪寺恒己(動物第三研究室長)の証言によると「食えないことはない。だが、体を浮かせるために、水より比重が軽いアンモニアの入った袋が体内にあるため、アンモニア臭がある」とのこと。

世界初の撮影成功

2012年7月10日、小笠原・父島の東15kmの沖合でNHKとアメリカのディスカバリーチャンネルの取材チームが国立科学博物館の協力を得て、世界で初めて生きた姿の撮影に成功した。
潜水艇で水深630メートルまで潜り、超高感度ハイビジョンカメラでダイオウイカの撮影に成功した。

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