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ダイアクロン

(一般)
だいあくろん

タカラが1980年からおよそ4年に渡って発売してきた、オリジナルSF玩具シリーズ。
宮武一貴・河森正治らスタジオぬえのメンバーがデザイン参加。1/72の統一スケールで作られた「ぬえイズム」に溢れたSFメカと、「ダイアクロン隊員」と呼ばれる3cm弱のフィギュアが搭乗可能という基本コンセプトが魅力的だった。
特に年末向けのビッグアイテム「ロボットベース」「ロボット要塞X」は、全長30cmを超える巨大な商品サイズと、基地遊びに重点を置いたアクションギミックが満載。価格帯も手伝ってか、チビッコ達の憧れの的であった。


バンダイ「マシンロボ」発売となった1982年、シリーズに大きな転機が訪れる。
実在のメカニックがロボットに変形する「リアル&ロボ」の登場だ。
特に「カーロボット」と呼ばれた、乗用車を模したシリーズが人気を博した。だが、それは同時に「1/72スケール」「オリジナルSFメカ」という、当初のコンセプトを否定した展開でもあった。「恐竜ロボ」といったオリジナルメカも登場したが、シリーズ後半の商品ラインナップは、リアル&ロボ路線で占められる結果となった。
なお、この時期のデザインには中原れい、キーイラストの作画として幡池裕行といった、デュアルマガジン畑の人材も新たに参加している。


1985年、トランスフォーマー(TF)の日本導入に伴いシリーズ終了。
余談だが、TFの人気キャラクター・コンボイは、本シリーズの人気商品「バトルコンボイ」(1983年発売)を正義側のリーダーとして再設定した物である。

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