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タンザナイト

(サイエンス)
たんざないと

[英] Tanzanite
正式名称はブルーゾイサイト、和名では黝簾石。12月の誕生石のひとつになっている。
1967年にタンザニアで発見され、ニューヨークのティファニー社によって「タンザニアの夜」を意味する「タンザナイト」と命名されたことから、一般的にタンザナイトとして出回るようになった。ゾイサイトの色自体は、褐色、灰色、緑、ピンクなどのものもありますが、タンザニアで発見されたものは微量のバナジウムを含み、特に美しい青紫色をしていたため、別の名前で呼ばれるようになった。
発見当初は、加熱処理を行わない状態でも美しいタンザナイトとなる原石が得られたが、現在は100%に近い比率で加熱処理されており、非加熱の宝石を探す事は困難となっている。
また、現在でもタンザニア以外ではほとんど産出されない上に、アメリカを中心に人気が高く、価格は上昇傾向にある。
タンザナイトのモース硬度は6.5程度で、宝石の中ではかなり傷がつきやすい部類に入る。しかも劈開性があり、衝撃に対して脆い性質を持っているため、大切に扱わないと割れたり、欠けたりすることがある。

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