今日8月15日は終戦記念日。 ソ連軍に満州から連行された日本人捕虜のシベリア抑留については知られているが、当時、ソ連領だった遠い中央アジアへ連れていかれた部隊については、日本でも知らない人が多いのではないだろうか。 私がこの夏訪れたウズベキスタンには日本人約25,000名が、当時のソ連ウズベク共和国に移送され、各地で強制労働に従事させらた。過酷な労働により抑留中になくなった方は1008名とされ、ウズベキスタン各地の日本人墓地に埋葬されている。 過酷な抑留生活の中、ソ連四代大劇場の一つナボイ劇場の建設に関わった部隊もあった。彼らに関しては、嶌信彦氏の著書『伝説となった日本兵捕虜』に詳しく語られて…