Title Role
主に映画・演劇・オペラなどで、「カルメン」「椿姫」「ハムレット」「ドン・ジョヴァンニ」「アイーダ」「さまよえるオランダ人」などのように、作品の題名となっている役柄のこと。
※映画などのエンドロール(ending roll)の意味で用いるのはよくある誤用である。
【演奏日時】2024.4.7. 【会場】ベルリンフィル・デジタルコンサートホール 【演目】R.シュトラウス/歌劇『エレクトラ《演奏会形式》』全1幕 【管弦楽】ベルリンフィルハーモニ―管弦楽団 【指揮】キリル・ペトレンコ 【出演】 ・ニーナ・シュテンメ(エレクトラ・ソプラノ) ・ミヒャエラ・シュスター(クリテムネストラ・メゾソプラノ) ・エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー(クリソテミス・ソプラノ) ・ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ(エギスト・テノール) ・ヨハン・ロイター(オレスト・バスバリトン) ・アンソニー・ロビン・シュナイダー(オレストの養育者・バス) ・そ…
3月、4月の二ケ月間に渡った、「東京春音楽祭2024」も今日で最終日になりました。今年は、例年に比して一層中身が充実したものになったと思います。最終日の今日は、4/18に都合が付かず聴けなかった『エレクトラ』を聴くことにしました。この演目は、昨年5月にミューザ夏祭りの目玉演目として演奏されたのを聴きました。その時の記録を参考まで文末に再掲します。 【日時】2024.4.21(日)15:00〜 【演目】R.シュトラウス・歌劇『エレクトラ』Op.58 全一幕 【会場】東京文化会館 【管弦楽】読売日本交響楽団 【指揮】セバスチャン・ヴァイグレ 【合唱】新国立合唱団 【合唱指揮】冨平恭平 【出演】 エ…
『イザボー』©Marino Matsushima 禁無断転載 百年戦争の時代に欲望のままに生き、“最悪の王妃”と評されたフランスの王妃イザボー・ド・バヴィエール。 その波乱の生涯を、彼女の五男であるシャルル7世とその義母ヨランド・ダラゴンの目を通して振り返るオリジナル・ミュージカル『イザボー』が、1月に東京、2月に大阪で上演されました。 4月20日夜には収録映像がWOWOWで放映される本作をご紹介します。 『イザボー』©Marino Matsushima 禁無断転載 舞台は14世紀から15世紀にかけてのフランス。バイエルン大公の長女として生まれた少女は、シャルル6世に見染められ、フランス王家に…
タイトルロール・アイーダ役マリア・ホセ・シーリ調子を戻す、絶好調!! 初日は、やはり体調が悪かったのでしょう。今日の演奏は、ますます調子を上げるアムネリス役マトーキチュナに負けず劣らず、場面によっては、それを凌駕する歌いぶりで聴き応えがありました。今二幕が終って休憩です。後半は如何に?このまま行けば、タイトルロールの名に恥じない、見事な復活となるでしょう。
昨日は池袋まで『VIOLET』を観に。 2020年の初演はコロナ禍真っ只中で、3日しか上演されず…観られませんでした。 リベンジ出来たし、観られて本当によかった。 素晴らしかった! 演出は藤田俊太郎。 藤田氏の演出作品で1番好きかも。 Jersey Boysも好きだし、ラグタイム、ラビットホールも好きですけど。 NINEはあんまり…^^; VIOLETは屋比久知奈を選びました。 素晴らしかった!ただただ素晴らしかった! 屋比久知奈は歌が上手いのは誰もが認めるところですが、芝居も巧いのです。 あの小さな体のどこにあんな力が湧くのか⁈あの声が、あの歌が、胸を打ちます。 昨日は梅芸ネットから最前列セ…
【日時】2024年4月17日 [水] 14:00〜 【演目】ジュゼッペ・ヴェルディー作曲、歌劇アイーダ全四幕 【上演時間】3時間50分 〇第一幕14:00〜14:40(40分) 〇第二幕15:00〜15:45(45分) 〇第三、四幕16:05〜17:15(70分) 各幕間に20分の休憩時間有り 【管弦楽】東京春祭オーケストラ 【指揮】リッカルド・ムーティ 【合唱】東京オペラシンガーズ 【合唱指揮】仲田淳也 【登場人物】 アイーダ:エチオピアの王女。エジプトに 【出演(配役)】 ○アイーダ(ソプラノ)マリア・ホセ・シーリス 〈Profile〉 今日を代表するソプラノ歌手の一人として認められ…
4/6 18:00~ @サンケイホールブリーゼ 作・演出 ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演及び配役 マーゴ 宮沢りえ ドミー 鈴木杏 ネネ 犬山イヌコ ミロンガ 堀内敬子 ソフィー 水川あさみ グルカ 峯村リエ ナッツ 小池栄子 東西内戦がつづく国のお屋敷に住む家族とそれに関わる人々の話しなのですが、このお話しの中で何を受け取るかは本当に人ぞれぞれだろうな、と感じました。 いや全ての作品がそうなのですけれど、この作品は重い設定の中で人物はそれぞれに哀しみを抱えながらも表面上は飄々と生きていて、だからこそどこが引っかかるかは本当に観客側に委ねられているなと思ったのです。 ちなみに私は、幸不幸と…
【日時】2024.4.15.(月)19:00~【会場】東京文化会館 小ホール【出演】〇オッカ・フォン・デア・ダメラウ(Mezzo Sop.) <Profile> ハンブルク出身。同世代を代表するメゾ・ソプラノの一人。リヒャルト・ワーグナーやジュゼッペ・ヴェルディのオペラでも、グスタフ・マーラーやアルノルト・シェーンベルクの歌曲でも、パワフルでニュアンス豊かなメゾ・ソプラノと明瞭で自然なディクションで、あらゆるキャラクターに本物の音色を感じ取り、聴衆と心を通わせる。バルセロナ・リセウ大劇場での《仮面舞踏会》ウルリカ、ウィーン国立歌劇場の《ルサルカ》魔女、バイエルン国立歌劇場の《タンホイザー》ヴェ…
みなとみらいのミニシアター「KINOシネマみなとみらい」にて、『プリシラ』(ソフィア・コッポラ監督)鑑賞。 恋も何も知らない純粋無垢な14歳の少女の前に突然、イケメンで長身の、白馬に乗った王子様が現われました。たちまち2人は恋に落ちて、王子様は彼女が大人になるのを辛抱強く待ってくれて、彼女が22才の時、周囲の祝福を受けて結婚式を挙げました。そして2人は末永く幸せに暮らしましたとさ。 ……と、そう上手くは人生運びませんでした、というお話(笑) とまあ、こう書いてくると身も蓋もないんですが(^_^;)、キング・オブ・ロックンロール、エルヴィス・プレスリーの妻だったプリシラが、14才(!!)の時にエ…
【日時】2024年4月13日 [土] 14:00〜 【会場】東京文化会館 【管弦楽】東京都交響楽団 【指揮】 ローター・ケーニヒス <Profile> 2009~16年までウェールズ・ナショナル・オペラの音楽監督を務めた。アーヘンで生まれ、ケルンでピアノと指揮を学ぶ。1999~2003年までドイツのオスナブリュック歌劇場で音楽監督を務め、03年以降はウィーン国立歌劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ミュンヘン、ドレスデン、スカラ座、ハンブルク、ブリュッセル、リヨン等の歌劇場に客演する。モーツァルトからベルクまで幅広いレパートリーで、特にワーグナー、シュトラウス、ヤナーチェクのオペラに力を…
Советское телевидение ソヴィエトTV マリインスキー・バレエがまだキーロフ・バレエと呼ばれていたソヴィエト連邦時代の、しっとりと古都の栄華を匂わせる『パキータ・グラン・パ』。気難しく偉大な亡き友の思い出とともに、作品や踊り手にまつわるあれこれやを記しておこうと思います。
兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール 2階2B列29番 脚本 フジノサツコ 演出 森新太郎 世田谷パブリックシアターのプロデュース公演。東京公演をご覧になった方の評判がなかなかよかったので足を運んでみました。上演時間2時間だというし!(短い芝居だいすき)ギリシア悲劇の「メディア」の上演というよりも、ギリシア神話で描かれる「アルゴー船の冒険」にはじまるイアソンとメディアの出会い、爆発的に燃え上がる愛情と、その裏返しのメディアの激情のさま、そして有名なイアソンの裏切りからの悲劇までを実にコンパクトにまとめていたと思います。私は幼少期に山室静氏の「ギリシア神話」の本を文字通り舐めるように読んでいたの…
2024年3月26日 バーデン・バーデン・イースター音楽祭3 祝祭劇場R・シュトラウス エレクトラ指揮 キリル・ペトレンコ演出 フィリップ・シュテルツル管弦楽 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ミヒャエラ・シュスター(クリテムネストラ)、ニーナ・シュテンメ(エレクトラ)、エルザ・ファン・デン・ヘーヴァー(クリソテミス)、ヨハン・ロイター(オレスト)、ヴォルフガング・アプリンガー・シュペルハッケ(エギスト) 他 ベルリン・フィル、凄まじい破壊力。オーケストラ・ピットがぶっ壊れるんじゃないかと思った。いったい何なんだ、これは!! オペラにおいて、このような超絶演奏はこれまでに聴いたことが無いし、断…
ブルックナー生誕200年記念/アルマ・マーラー没後60年記 念/東京都交響楽団第996回定期演奏会 【日時】2024年4月3日(水) 19:00〜 【会場】サントリーホール【管弦楽】東京都交響楽団 【指揮】大野和士 【出演】藤村実穂子(メゾ・ソプラノ) 【曲目】①アルマ・マーラー(D. マシューズ & C. マシューズ編)『7つの歌 』(日本初演) (曲について) 都響の昨年度(2023年度)楽季は、グスタフ・マーラー(1860~1911)の交響曲第10番で締めくくられた。彼自身が完成させることができなかったこの作品の自筆譜には、建築家ヴァルター・グロピウス(1883~1969)と不倫していた…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.1030 【ラウンダーズ】(1998年作品) 今回はチラシと前売り券です。 《前売り券》 《解説》 恋より、熱い。 【グッド・ウィル・ハンティング―旅立ち―】で数々の賞に輝き傑出した演技力と脚本家としての才能を開花させたマット・デイモン。彼はその後も正義感に燃える青年弁護士に扮した【レインメーカー】や【プライベート・ライアン】のタイトルロールに抜擢されるなど次々と大作に出演している。その実力を高く評価されている彼が全米No.1に輝いた新作【ラウンダーズ】で演じたのは、まさにポーカーフェ…