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ゼビウス

(ゲーム)
ぜびうす

XEVIOUS

ナムコの縦スクロールシューティングゲーム。
1983年2月にアーケードゲームとしてリリース。1984年11月8日にファミリーコンピュータ版が発売されるなど、様々な家庭用ハードに移植された。
戦闘機「ソルバルウ」をモニター内の上下左右に動かしながら、対空砲火(ザッパー)と地上爆撃(ブラスター)を使い分けて敵を撃破していくのが基本システム。
それまでにないさまざまな要素を持っており、ビデオゲームの表現方法を大きく広げる契機となった、エポックメイキングな作品。真偽は定かではないが、破壊不可能のバキュラに256発のザッパーを当てると破壊できるという噂も飛び交うこともあったが、このエピソードはコナミの「パロディウス」のあるキャラクターに反映されている。尚、後年になってバキュラが破壊できない処理になっていることを開発者自身が確認している。

ゼビウスのここが新しかった

  • ゲームの世界に、バックグラウンドとなるストーリーを本格的に持ち込んだ。
  • すべての敵キャラクタに名前と兵器としての性格が付けられた。また、世界設定で特有の言語の「ゼビ語」も作られ、当時としては裏設定の量が膨大。
  • さらに、隠れキャラクタをお遊びにとどめず、ゲームの内容を深める小道具として使った。(スペシャルフラッグ、ソル)
  • 背景は森、海、砂漠などで構成され、黒い部分がまったくない点でも特徴的だった。このフルカラーのバックグラフィックは「ゼビマップ」と呼ばれ、高い評価を受けた。
  • ナスカの地上絵が唐突に登場したり、味方キャラクタ*1が自機の周囲をしばらく回り、その最中は敵からの攻撃が止んだり、といった謎めいた演出も、人気の理由の一つ。
  • 作者として知られる遠藤雅伸は、「ゲームデザイナー」という職業で呼ばれた最初の人。
  • 当時の『マイコンBASICマガジン』には、高得点を目指すための本格的な攻略記事だけでなく、設定資料やストーリーまで掲載された。
  • 細野晴臣はこのゲームにインスパイアされ、日本で初めてゲームミュージックのレコードをリリースした。
  • ユーザーの間で、幻のエンディングがあると言う噂が社会現象を引き起こした「ゼビウス星事件」の発生させたりした。

*1:シオナイト

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