Seven Sisters (a.k.a.: What Happened to Monday)
世界的な人口過多と飢饉による食糧不足から、厳格な一人っ子政策が敷かれた近未来。そこでは二人目以降の子供は児童分配局によって親から引き離され、枯渇した地球の資源が回復する日まで冷凍保存される。セットマン家の七つ子姉妹は、唯一の身寄りである祖父によって各曜日の名前を付けられ、それぞれ週1日ずつ外出して共通の人格を演じることで30歳まで生き延びてきた。しかしある夜、〈月曜〉が帰宅しなかったことで、姉妹の日常は狂い始める。〈月曜〉に何が起きたのか? 誰かが当局に密告したのか? 何者かの裏切りにより当局に命を狙われる身となった姉妹は、力と知恵を合わせて残酷な運命に抗おうとする—。
(公式サイトより)
*1:刺激の強い性愛描写がみられ、標記区分に指定します。
(Seven Sisters)
第二次世界大戦後から1970年代まで、石油産業を事実上牛耳っていた七大石油メジャーの称呼。探査・採掘からエンドユーザーへの販売まで、石油産業の全部門を企業体内に持ち、巨大なカルテルとして莫大な利益を上げていた。一般には1970年代のOPECの台頭によって力を失ったとされる。イタリア国営石油ENIの創設者エンリコ・マッテイがイランにおける7社の結束を指した造語だといわれる。1990年代以降は、7社から再編された4社に2社を加えたものを「スーパーメジャー」と呼んだり、2000年以降は、ロシアや中国などの企業を加えたものを「新セブンシスターズ」と呼ぶようになった。
一般にセブンシスターズとは、プレアデス星団(すばる。ただし日本では昴は6つ星ということになっているが)のこと。たまに、「七人の魔女」とも訳される。