血抜き法とも。
ワインを醸造するときに、果皮と果汁の比率を調整する目的で、搾汁直後に果汁を取り除くこと。これによって残った果汁に対する果皮の比率が高まるので、色素などの成分比が高くなり、濃いワインを醸造することができる。 黒ブドウや赤ブドウをセニエした場合、色素がわずかにセニエ分に滲み出る。これを再利用して発酵させてロゼワインとすることもある。
ロゼワインの祭典である「SAKURA WINE FESTIVAL 2024」に参加しました! 今年は3月30日(土)、31日(日)の開催でしたね。桜はまだ満開ではなかったですが、半袖で過ごせるくらいの気温。かなり暑かったので冷えたロゼワインが美味しかったです。生産者やインポーターが10程度集まってロゼワインを中心に赤ワインも白ワインも置いてありました。 美味しかったワインを紹介します。 🌸シャトー・アンリ・ボノーステフ ロゼ2022(ラ・メンゾ・ド・ピコル) こちらはトカゲのエチケットが可愛いロゼワイン。「幸運のワイン」という名がついていますが、トカゲは幸運をもたらす生物とも言われています。こ…
2月の連休は、長野の斑尾で、今年2回目のスキーを楽しみました。ディナーは、お気に入りの中華のフルコース。中華に合わせるワインは、毎回悩みますが、今回はイタリア、アルドコンテルノのバローロ2010年を選んでみました。
鮨は、日本の食文化のなかでも、〝伝統工芸的〟なポジションを占めています。素材のシンプルさが背景にある鮨は、職人のこだわりや技術を目の前で感じることができます。まさに伝統工芸品。わたしたちは単に海の幸を味わうだけでなく、鮨職人の心意気を感じることができるのが鮨の魅力といえるでしょう。 鮨職人の心意気がもっともあらわれるのが「中トロ」の提供順番。白身からはじまり、徐々に深みを増す順で提供されるのが一般的な〝おまかせ〟です。「中トロ」は、その脂ののった濃厚さでひとつのクライマックスとされることが多いのですが、今宵の鮨職人は、初手に中トロを選択。この一手は大将の自信と挑戦が感じられる瞬間であり、これか…
みなさんは「ドゥラモット」がどんなシャンパーニュかご存知ですか? 聞いたことはあるんだけど、あまり目にしないなぁ。という方もいるかもしれません。しかし、レストランやワイン雑誌、はたまた飛行機のビジネスクラスなどで意外と親しまれているシャンパーニュなのです。 今や、全世界でその実力を認められているシャンパーニュメゾンであるドゥラモット。 本記事では、ソムリエの丸山綾音がおすすめのキュヴェや合わせて味わいたいお料理なども交えながら、至極のシャンパーニュ・ドゥラモットの魅力をご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。