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スーパー宗谷

(地理)
すーぱーそうや

JR北海道の特急列車。札幌〜稚内間を函館本線・宗谷本線経由で、最速約5時間で結ぶ特急列車。

キハ261系気動車で1日2往復運転されてきたが、2017年3月4日のダイヤ改正からは1往復を旭川で系統分離して旭川〜稚内間の特急「サロベツ」とし、残る1往復については列車名を「スーパー宗谷」から「宗谷」に改称する。

2000年から、これまで同じ区間を運転されていた急行「宗谷」(キハ400系気動車)1往復と、旭川〜稚内間で運転されていた急行「礼文」(キハ54系気動車)1往復の格上げと統合で誕生した。

札幌〜名寄間の高速化事業による路線改良と、アクティブエアサスペンション(最大3度の車体傾斜)を採用したキハ261系気動車により、これまでの急行時代に比べて約1時間もの所要時間の短縮を実現した。

札幌〜名寄間の最高速度は130km/hだったが、2014年3月からは120km/hに引き下げられ、同区間におけるアクティブエアサスペンションの使用も停止されている。

基本は4両編成だが、予備車をフル回転させて6両編成で運転される日も多い。
車両は、運転開始当初は全車、JR北海道と宗谷本線沿線自治体などの共同出資で設立した「北海道高速鉄道開発株式会社」の所有だったが、利用客の多さもあって、後にJR北海道が独自に予備車を増備した。

この「スーパー宗谷」の誕生とともに、同じく急行で運転されていた「利尻」「サロベツ」(いずれもキハ400系気動車)も特急に格上げされ、車両もキハ183系気動車に置き換えられた。これにより、宗谷本線から「急行」の列車種別が姿を消した。

停車駅

札幌 − 岩見沢 − (美唄) − (砂川) − 滝川 − 深川 − 旭川 − 和寒 − 士別 − 名寄 − 美深 − 音威子府 − 天塩中川 − 幌延 − 豊富 − 南稚内 − 稚内
※()内は下り1号のみ停車する。

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