智頭急行の特急列車。京都・大阪・神戸と鳥取をJR京都線・JR神戸線(東海道本線・山陽本線)、智頭急行線、因美線経由で結ぶ陰陽連絡特急。智頭急行線の開業に合わせて1994年に登場。
使用車両は智頭急行所属のHOT7000系振り子式気動車。
営業最高速度は130km/hだが、ブレーキの改良により将来の160km/h運転に対応した設計になっている。
基本編成は5両、行楽期などの多客時には増2号車が2号車と3号車の間に増結される。6号車は存在しない。
制御付き振り子装置を搭載しており、台車はボルスタレス台車である。
全車両エンジン搭載の動力車で鳥取県では先頭車だけで走行している光景がたまに見られる。
↓この動画を参照
停車駅:京都、新大阪、大阪、三宮、明石、姫路、上郡、佐用、大原、智頭、郡家、鳥取、倉吉
大学入試の時期には臨時列車として「ビクトリーはくと」が鳥取〜大阪間に運転されている。昔は上下運転されていたが、今は鳥取発の上りのみ。昔は鳥取大学前まで運転されていた。これもHOT7000系の担当。
漢字で書くと「白兎」。日本神話の「因幡の白うさぎ」白兎海岸から。
1986年11月のダイヤ改正まで、京都〜米子間を山陰本線経由でDC急行「白兎」が走っていた。
その後、智頭急行開業に合わせて「スーパーはくと」とJR西日本キハ181系「はくと」が登場した。のちにキハ181系はHOT7000系の増備により置き換えられている。