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スティーヴン・スピルバーグ

(映画)
すてぃーう゛んすぴるばーぐ

Steven Spielberg

略歴

  • 幼くして両親が離婚、母子家庭に育つ。小学生の頃より8ミリ映画を製作。
  • 17歳の時、カリフォルニアに遊びに来た際、ユニバーサル・スタジオをバスで回るツアーに参加。ツアーの途中でトイレに隠れてバスが去ってからスタジオ内を探索するという大胆な行動を行い、スタジオで映像保管係をしていたスタッフと知り合うと、3日間の通行証を作ってもらった。その3日間で人脈を作り、スタジオには顔パスで入れるようになり、通行証なしで出入りできるようになったという。この頃、映画監督のジョン・フォードと出会う。
  • カリフォルニア州立大学ロング・ビーチ校に進学し、1969年、短編映画『アンブリン』が認められてユニヴァーサルとテレビ部門の監督として契約、『刑事コロンボ/構想の死角』などを手がける。
  • 大学に通う一方で休みになるとユニバーサルへ潜り込むようになり、ついには空き部屋だった掃除小屋を自分のオフィスとして使用してユニバーサルに居候を始め、ハリウッドを出入りするようになる。
  • 1972年、テレビドラマ『激突!』が注目を集め、日本やヨーロッパでは劇場公開される。1974年『続・激突!/カージャック』で本格的に映画監督としてデビューを果たす。
  • 1975年『ジョーズ』が世界中で大ブームとなり、ヒットメーカーとしての地位を確立。『未知との遭遇』『E.T.』でSF映画に一時代を画した。また、盟友ジョージ・ルーカスと組んだ「インディ・ジョーンズ」シリーズでアドベンチャー映画に新風を送る。
  • 本格ドラマにも意欲的で『カラーパープル』『太陽の帝国』『シンドラーのリスト』『ミュンヘン』など、実話に基づく歴史ドラマを手がけている。
  • プロデューサーとしても精力的に活動。ロバート・ゼメキス、ジョー・ダンテ、黒澤明、クリント・イーストウッド等の作品の製作総指揮を務めた。アニメ映画やテレビドラマも数多く手がけている。
  • 1984年に「アンブリン・エンターテイメント」を設立、1994年には、ジェフリー・カッツェンバーグ、デビッド・ゲフィンと共に「ドリームワークスSKG」を設立している。

監督作品の特徴

  • 世界最高のヒットメーカーの一人。撮影において、リハーサルをほとんど行わず、凄まじいほどの早撮りで有名。
  • スタンリー・キューブリック、デヴィッド・リーン、黒澤明、アルフレッド・ヒッチコック、『ゴジラ』など様々な映画の影響をうけるが、特にディズニー映画は初期の彼の作品にさまざまな影響を与えている。
  • 暗闇から強力な光を発するシーン(『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『E.T.』)
  • 太陽を用いた映像(『インディ・ジョーンズ シリーズ』『太陽の帝国』『カラーパープル』『プライベート・ライアン』)
  • 子供が何かしらの危機に陥るシーン
  • 重要なシーンでピアノのメロディが流れることが多い(『シンドラーのリスト』『プライベート・ライアン』『マイノリティ・リポート』)。
  • 車の窓を通したシーン
  • VFXを多用する。『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』以降、ほぼすべての映画をILMがVFXを担当している。
  • デジタルを使わず、フィルムで撮影する(同様のスタイルの監督は、マーティン・スコセッシやオリヴァー・ストーンなど)。
  • 「離れ離れになった家族」という構図が頻繁に登場する。
    • スピルバーグも高校生の頃に両親が離婚していて、「私の映画は、両親が離婚した子供たちに向けられたものだ」と語ったこともある。
  • 第二次世界大戦に関する言及が多い。
  • あまりズームを使用しない(黒澤明の影響だと本人は語っている)。
    • ただし、『E.T.』と『ジョーズ』ではアルフレッド・ヒッチコック流の「めまいズーム」を使用している。
  • 異文化の登場人物間のコミュニケーション(『未知との遭遇』『アミスタッド』『E.T.』『カラーパープル』『ターミナル』)

関連人物

監督(映画)

監督(テレビドラマ)

  • 死を呼ぶスキャンダル(1973)
  • 激突!(1971)
  • 刑事コロンボ/構想の死角(1971)
  • ヘキサゴン(1971)
  • 四次元への招待(1969)

監督(自主製作)

  • ファイヤーライト(1964)
  • エスケープ・トゥ・ノーウェア(1961)
  • ファイター・スクワッド(1961)
  • ザ・ラスト・ガン(1959)

製作、製作総指揮(映画)

製作(テレビ)

出演(ドキュメンタリー)

  • 伝説の映画監督 -ハリウッドと第二次世界大戦-(2017)<TV>
  • すばらしき映画音楽たち(2016)<未>
  • 映画の巨人 ジョン・フォード(2006)
  • ハリウッド恐竜スター図鑑(2005)
  • これがアクション映画だ!(2003)
  • キャパ・イン・ラブ・アンド・ウォー(2002)
  • バッグス・バニーは永遠に! 〜チャック・ジョーンズの贈り物〜(2000)
  • ユニヴァーサル・ストーリー(1996)

アカデミー賞

受賞

候補

  • ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017) 作品賞
  • リンカーン(2012) 作品賞、監督賞
  • ミュンヘン(2005) 作品賞、監督賞
  • E.T.(1982) 作品賞、監督賞
  • レイダース/失われたアーク(1981) 監督賞
  • JAWS/ジョーズ(1975) 監督賞
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