荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」(第3部以降)に登場した超能力の概念。
超能力バトルをわかりやすくビジュアル化したもので、超能力のイメージが使用者の脇に立っているように見えることから名付けられた。*1外見・能力には個人差がある。
基本的にスタンド能力を持たない者には不可視だが、スタンドの効果はスタンド能力を持たない者や生物、物体にも及ぶ。また、スタンドはスタンドによってしか破壊できない。
第3部開始当初は「幽波紋」と呼び波紋と多少強引に関連付けていたが、話が進むにつれ最早波紋とスタンドはほとんど別物となってしまった。
スタンド能力の持ち主を「スタンド使い」と呼ぶ。
「DRAGON BALL」等が「パワーのインフレ」に陥った事に対して、スタンド能力という概念を編み出した事によってそれを防ぎ、「能力バトル」という分野を発展させた荒木飛呂彦の少年漫画における功績は大きく、幽遊白書の「テリトリー」など、以後バトル物の少年漫画にはスタンド能力に影響を受けたものは少なくない。
*1:"Stand by me(そばに立つ)"から来ている