George Howard Brett
70〜80年代のMLB選手。
右投左打、ポジションは三塁手。背番号は5番。
1953年5月15日生まれ。米国ウエストヴァージニア州出身。
1971年、ドラフト29位でカンザスシティ・ロイヤルズに入団。
1973年、メジャー昇格。
1976年、打率.333でア・リーグ首位打者のタイトルを獲得。
1番打者としてシーズン200安打以上を2度記録など、リードオフマンとして活躍。
1980年、シーズン打率.390を記録。2度目の首位打者を獲得。
打率3割9分以上を65年ぶりに記録し、4割に最も近い男として知られる。同年、ア・リーグMVPを受賞。
1985年、ディック・ハウザー監督の下、フランク・ホワイトらと共にワールドシリーズを制覇する。
生え抜きの巧打者として、1970年代、1980年代にかけてロイヤルズを支えた。
1990年、打率.329で3度目の首位打者を獲得。
1992年、通算3000本安打を達成。
1993年、現役引退。
MLB史上唯一、3つの年代にまたがり首位打者を獲得した選手である。
また、通算3154安打、317本塁打、1595打点など多くの球団記録を持つ。
1994年、背番号5番がロイヤルズの永久欠番となる。
1999年、米国野球殿堂入り。
同年殿堂入りのロビン・ヨーントとは親友関係で知られる。*1
現在は、ロイヤルズの副社長を務める。
*1:3番目の息子に「ロビン」と命名した。