ジョン・フランケンハイマー
(映画)
【じょんふらんけんはいまー】
John Frankenheimer （1930-2002）
監督、プロデューサー
- 1930年2月19日、アメリカ／ニューヨーク州ニューヨーク生まれ
- 2002年7月6日、アメリカ／カリフォルニア州ロスアンジェルスにて、2002年に脊髄手術の合併症で死去
- 本名：John Michael Frankenheimer
- 身長：191 cm
略歴
空軍時代にドキュメンタリーを撮り、除隊後にCBSに入社。ドラマの演出を手掛けるようになる。
映画界進出は1957年。以降、骨太でメッセージ性の強い「社会派」と目されるようになるが、同時にサスペンス／アクション系の優れた映画も連発するようになる。男性映画、特に存在感のあるスターが出ているときにその力量を発揮した。1970年代後半以降はアルコール依存症との闘いもあってか、大傑作『ブラック・サンデー』の次に『プロフェシー 恐怖の予言』のようなスットコドッコイなホラー映画を作ったりと、出来不出来の波も激しかった。が、最晩年にロバート・デ・ニーロ主演の『RONIN』で華を咲かせたのは救いだろう。
マイケル・ベイが自分はフランケンハイマーの隠し子だなどと主張していた為にDNA検査を行ったが、結果は血の繋がりが無いことが判明した。フランケンハイマーは当初からマイケル・ベイとの血縁関係を否定していたが、未だにベイは検査結果は不当なものだと信じているという。もしベイの主張が真実だとしたら、監督の技量という点において、ベイは不肖の息子ということか。
『最後のサムライ／ザ・チャレンジ』は大傑作なので皆さん観るように。
主な作品
- ジョンソン大統領／ヴェトナム戦争の真実（2002）＜TVM＞ 監督、製作総指揮
- Jazz seen／カメラが聴いたジャズ（2001） 出演
- レインディア・ゲーム（2000） 監督
- RONIN（1998） 監督
- ジョージ・ウォレス／アラバマの反逆者（1997）＜TVM＞ 監督、製作
- D.N.A.（1996） 監督
- バーニング・シーズン（1994）＜TVM＞ 監督、製作
- ウォール・オブ・アッティカ／史上最大の刑務所暴動（1994）＜TVM＞ 監督
- 新ハリウッド・ナイトメア（4）（1992）＜TVM＞ 監督
- イヤー・オブ・ザ・ガン（1991） 監督
- サンタモニカ・ダンディ（1989） 監督
- 対決（1989） 監督
- 裏切りのリビエラ／ダブル・スパイを暴け！（1987）＜未＞ 監督
- デス・ポイント／非情の罠（1986） 監督
- 第三帝国の遺産（1985）＜未＞ 監督
- 最後のサムライ／ザ・チャレンジ（1982）＜未＞ 監督
- プロフェシー／恐怖の予言（1979） 監督
- ブラック・サンデー（1977）＜未＞ 監督
- フレンチ・コネクション2（1975） 監督
- 殺し屋ハリー／華麗なる挑戦（1974） 監督
- ホースメン（1971） 監督、製作
- さすらいの大空（1969） 監督
- フィクサー（1968） 監督
- グラン・プリ（1966） 監督
- セコンド／アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身（1966） 監督
- 大列車作戦（1964） 監督
- 五月の七日間（1963） 監督
- 影なき狙撃者（1962） 監督、製作
- 終身犯（1961） 監督
- 明日なき十代（1960） 監督
- 孤独の青春（1957）＜未＞ 監督
