John Dykstra
特撮カメラマン、特撮監督、視覚効果(VFX)監督
ダグラス・トランブルの元で特撮カメラマンを務めた後、ジョージ・ルーカス監督作品『スター・ウォーズ』の為に、世界最初のモーション・コントロール・カメラを製作。同カメラはコンピュータ制御により同じ動きを正確に何度でも繰り返して行えるもの。合成用マット・パス作成には無くてはならないものであった。同カメラは「ダイクストラフレックス」と名付けられ、ダイクストラはその業績によりアカデミー賞科学技術賞を受賞した(他2名と共同)。
テレビシリーズ『宇宙空母ギャラクチカ(宇宙空母ギャラクティカ)』用にジョージ・ルーカスに無断で同カメラを使用し、ILMをクビになる。特撮専門会社アポジーを設立し、『ファイヤーフォックス』などを担当。2体のロボットが登場するサントリーのTV CFを担当したこともあり、同CFのロボットの片方の名前がアポジーなのはその為。1993年のアポジー倒産後も、精力的に活動を続けている。