植物油を原料とし、常温で半固形状(クリーム状)の、食用油脂である。マーガリンから水分と添加物を除いて純度の高い油脂にしたもの。パンや焼き菓子の製造などにバターやラードの代用として利用される。無味無臭で、製菓に使用すると、さっくりとした焼き上がりに仕上がる。揚げ油に使用すると、衣がパリッとする。
製菓製パン用にアメリカで開発された。
水素添加の処理時に脂肪酸が一部トランス化し、トランス脂肪酸が生成。このトランス脂肪酸が心臓疾患・アレルギーを中心とする様々な健康被害を引き起こす可能性が指摘されている。
アメリカやヨーロッパの大半の国が食品での使用に規制が設けられているが、日本においては食品に用いる際に、法的な規制が無い。