チベット語で「幸せの源に守られた」の意。
ヒマラヤ近辺*1の奥地の秘匿された洞窟の向こう、またはゴビ砂漠遠方の地下に存在するという地下都市。楽園。シャングリラ。中央アジアに存在するとされる地底王国「アガルタ」と同一、またはその主都とされる。
7世紀ごろ密教書物に現れ始め、ダライ・ラマは「シャンバラ」は瞑想で行けると説く。天国などの死後の世界というものよりは現実の一部という概念で、現在進行形で存在しているとされる。
1000万の街を有する12国、9億6000万の街を有する96小王国から成り立っている。死者が蘇り、不死の薬も存在するという。
黄金都市「ヒラニプラ」*2を有し、ナチスも「ヒラニプラ」を求め世界中に調査隊を派遣した。
生きて得た万物を捨てた上で、選ばれし者だけが訪れることを許され、その者は万物を失うと同時に万物を与えられるらしい。