アメリカ・ドイツ・イギリスの共同で制作された、2009年のサスペンス映画『ザ・バンク 堕ちた巨像』。 インターポールの捜査官が、ヨーロッパの巨大銀行IBBCの犯罪行為を暴くために奔走する。 ニューヨークにあるグッゲンハイム美術館での銃撃戦が印象的で、本作では美術館のレプリカを作って銃撃戦を撮影したらしい。実際の銃撃シーンも力が入っているのでおすすめだ。 IBBCは凶悪で様々な妨害をしてくるが、テンポのいい展開と主人公サリンジャーたちの有能さのおかげでストレスにならない。むしろ、サリンジャーたちがどうやってIBBCを追い詰めるのかが気になるくらいだ。 しかし、上述の銃撃戦を機に、作中の雰囲気が大…