Profondo Rosso
アメリカ人作曲家のマークは、テレパシストのヘルガが惨たらしく殺される現場を目撃してしまう。新聞記者ジャンナと共に事件の真相を探ろうとするが。 ダリオ・アルジェントの最高傑作とも評されるホラー・ミステリー映画。日本では『サスペリア』の大ヒットを受けて続編として公開されたが、内容は全く関連性が無く、またこちらの方が製作年度が古い。内容は連続殺人事件を扱ったジャーロ(ジャッロ)映画で、終幕で明かされる映像トリックが観客に驚きを与える。
www.youtube.com サスペリアPART2を見ました。 U-NEXTです。 ホラー映画ですね。 サスペリアはご存じです? 寄宿学校でおきる惨劇の・・のあれです。 魔女三部作と呼ばれる1作目です。 サスペリアPART2はその二部作目と呼ばれています。 ですが、サスペリアとは何の関係もなく、英題は、DEEP RED。 興行収入を目的にかってに、サスペリア2って名前にしちゃっただけですね。 沈黙シリーズの名称が、全部沈黙って名前がつくのか知りたいわ。 で、サスペリア2ね。 1時間44分とかだっけな。でもね、短くは感じない。 この映画は、あるピアニストが主人公なんね。 男友達と広場で話してい…
今こそ観たい【ダリオ・アルジェント映画】の過去作品 監督10年ぶりの新作映画「ダークグラス」が第72回ベルリン国際映画祭でのプレミア上映。2020年9月7日で80歳を迎えたの記憶に新しい、イタリアン・ホラーの巨匠。ダリオ・アルジェントはイタリアのヒッチコックと呼ばれた生ける伝説。ホラー好きはもちろんのこと、サスペンス愛好家もみ逃せない。「サスペリア」のリメイクもされたばかり。今こそ、みないわけにはいかないほどの希代の映画作家。イタリアン・ホラーだけではなく、関わった作品をさかのぼってみたい【永久保存版】。 目次 新作「ダークグラス」について ダリオ・アルジェント監督作は2種類ある もう一種類の…
「サスペリア」(1977)のダリオ・アルジェント監督のサスペンス映画「サスペリアPART2」(1975) 「ダリオ・アルジェント監督の最高傑作」と評する人もいるほどの作品です。 初公開時に劇場で見た時は、残酷シーンばっかり記憶に残って肝心な話がさっぱり残りませんでした。 その後、(ダリオ・アルジェント好きなので)何年おきかに繰り返して見るうちに「なるほど~」と、やっと冷静に見れるようになったんです。 そんな作品を今回改めてレビューします。 (あらすじ) イタリアで超能力者が、講演会中に聴衆の中に過去に殺人を犯した者がいて、更にこれからも殺人を重ねると予告する。 その夜、イタリアに滞在してる音楽…
一条真也です。『恐怖 ダリオ・アルジェント自伝』ダリオ・アルジェント著、野村雅夫+柴田幹太訳(フィルムアート社)を読みました。著者は1940年、イタリア・ローマ生まれ。世界中のクリエイターに影響を与える“ホラーの帝王”。映画プロデューサーの父親と写真家の母親を両親に持ち、新聞『パエーゼ・セーラ』で映画批評を担当したことから映画との関わりが始まりました。セルジョ・レオーネ監督作『ウエスタン』(1968年)でベルナルド・ベルトルッチとともに原案に携わり、以降数々の脚本を手がけました。『歓びの毒牙』(1970年)で映画監督デビューを飾り、『わたしは目撃者』(1971年)、『4匹の蠅』(1971年)の…
♫アアアアアー 自分の人生のベストの1本、「続・夕陽のガンマン」4K復元版を劇場で観てきました。 大音量で響く黄金のエクスタシー、三角決闘の圧巻の景色…何もかも最高でありました!! 自分が「続夕陽」を初めてみたのは大学生の頃。 TSUTAYAで借りてきたのを小さなテレビで再生。バイトが終わったあと夜中1時頃から観始めて「眠くなったらそのまま寝よう」なんてぞんざいな態度で観始めたのにところがどっこい、とんでもない面白さで… トゥーコが墓を走り回って探すところからはアーチ・スタントンの墓ホンマにあるんかー!!?と大興奮で座ってみていられませんでした。 映画をみていて「何だこれは!?」と打ちのめされ…
「赤と青の線どっちを切るか!?」…爆弾処理ものの元祖として知られる作品ですが、ハリウッド映画の大作と比べると圧倒的に地味…!!地味なのに物凄い緊迫感…!! 吹替シネマ2021 ジャガーノート-HDリマスター版- [Blu-ray] リチャード・ハリス Amazon イギリス映画だからなのか、通常のパニック映画とは違う味わいで、乗客が大騒ぎせず静かに怯える姿がリアル。 静かな人たちが静かに役割を果たす姿にシビれますが、何より格好いいのは爆弾処理班の隊長、リチャード・ハリス。 百戦錬磨の出来る仕事人オーラを放ちつつも時折みせる脆さ、人間らしさが切なく、何とも味わい深いキャラクターでした。 ◇◇◇ …
あけましておめでとうございます。 2023年総括記事を書こうとおもったら年内間に合いませんでした。 写真はクリスマスに食べたケーキです…おいしかった。さて、2023年まとめです。 見た作品の総括とか。いつものやつです。myami.hatenablog.comちなみに去年のはこれ↑ 映画・ドラマ ※劇場でみた作品は★恋い焦れ歌え キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 英国王のスピーチ 機動戦士ガンダム ククルスドアンの島 コンスタンティン ★エゴイスト ジョン・ウィック ジョン・ウィック チャプター2 ★シン仮面ライダー E.T. アイデン&ティティ 劇場版タッチ 背番号のないエース 劇場版タッチ…
「サスペリアPART2」4Kレストア日本公開45周年記念UHDBlu-rayが昨年12月20日に発売。 4枚組のBOXの方は大ボリュームの内容で、なかなかイッキミできず特典含め少しずつの鑑賞になりましたが、ようやく目玉の部分を鑑賞し終えました。 21年に4Kレストア版が劇場公開された際にも観に行ったのですが、ダウンコンバートされたものだったらしく、さらに綺麗な映像になっていて驚き。 あまり鮮明になりすぎると「例のあのシーン」がネタバレになってしまうのでは…と心配でしたが、とても自然に溶けこんでいて、上手く撮られていたんだなーと改めて感心。 赤や黒の色が美しく、あの時代のイタリアの摩訶不思議な世…
本日11月10日は「エレベーターの日」。1890年(明治23年)のこの日、日本初の電動式エレベーターが一般公開されました。設置場所は東京・浅草のレンガ造り12階建て「凌雲閣」。一般社団法人・日本エレベーター協会(JEA)が1979年(昭和54年)に制定。エレベーターはサスペンスの小道具として重宝されてきました。「死刑台のエレベーター」とか、「タワーリング・インフェルノ」とか。そのまんま「エレベーター」(2011)なんてのも。狭い空間を逆手に取ったアクションにも最適(「ソナチネ」とか「クローサー」とか)。しかし、やはりエレベーターと言えばホラー映画でしょう。挟まる千切れる落ちる飛び出す溢れ出る。…
「サスペリアPART2」で出番は少ないながらも強い印象を残すトカゲ刺し少女、ニコレッタ・エルミが出演していることで知られる72年のジャーロ。 死んでいるのは誰? [DVD] ニコレッタ・エルミ Amazon 次から次に登場する怪しいキャラクター、曇天の暗い迷宮のようなベニス…「赤い影」「サスペリア2」よりもこちらが先に作られていることに驚き。 雰囲気を楽しむ系の作品かと思いきや、意外にドラマ性もしっかりあって素晴らしいジャーロでした。 ◇◇◇ 冒頭はフランスのスキー場。看護師の母親が娘と2人で雪遊びを楽しんでいましたが、目を話した隙に女の子は何者かに殺されてしまいます。 その4年後…ところ変わ…
まだまだホラーブームが続いてます。 1個のジャンルにハマるとそれしか見なくなるのであれだけ毎日見ていたBLドラマはストップしてます。いちおうチェックはしてますが、古のホラー作品めちゃくちゃ面白いっすね…。 ・「タッカーとテイル」 この作品は今まで見た中でも新しめの作品で2010年の作品。 簡単に言えば、大学生の若者たちとオッサンたちのすれ違いコント。 不愛想なオッサンたちが殺人鬼に間違われて、恐怖におののいた若者たちがオッサンたちを殺そうとするもの。 今まで見てたホラー映画のパロディシーン(?)が満載だし、グロイけど笑えた。ラストはハッピーエンドでほっこり。 ・「サスペリアPART2」 サスペ…
「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を観た。 「ベルファスト」で第94回アカデミーで脚本賞を受賞した、ケネス・ブラナーが手掛ける人気シリーズ「名探偵ポワロ」の第3弾。本作でもケネス・ブラナーは監督・製作・主演を担当しており、お馴染みとなった名探偵のエルキュール・ポワロを演じている。アガサ・クリスティ原作を映画化した本シリーズとしては、「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続く作品で、原作は「ハロウィーン・パーティ」。出演は「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアカデミー主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー、「ベルファスト」でも起用されていたジェイミー・ドーナンとジュード・ヒ…
・貞本義行・ ・ちばてつや・ ・堀井雄二・ ・赤坂アカ・ ・横槍メンゴ・ ・久保帯人・ ・藤崎竜・ ・小花美穂・ ・窪之内英策・ ・楳図かずお・ ・弐瓶勉・ ・いしいひさいち・ ・花輪和一・ ・みなもと太郎・ ・モンキー・パンチ・ ・きうちかずひろ・ ・近藤信輔・ ・サンドロビッチ・ヤバ子・ ・那州雪絵・ ・うめ・ ・小玉ユキ・ ・河合克敏・ ・のりつけ雅春・ ・谷川史子・ ・山崎さやか・ ・上田三根子・ ・中川いさみ・ ・西炯子・ ・武富健治・ ・高橋葉介・ ・「①」・「②」・「③」へ ・貞本義行・ 代表作:TVアニメ&映画キャラデザ・漫画「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ等 ●1…
ダリオ・アルジェント監督、ジェシカ・ハーパー主演のホラー映画『サスペリア』を観る。 日本で公開されたのは1977年で、当時19歳だった自分はその際に劇場で観ているのだけれど、その時の興奮が甦ってきた。とにかく、全編にわたって色彩が異様なのだ。そこにゴブリンによる不気味なテーマ曲が被さり、きわめて独特な映像空間が産み出されている。正直、こんな映画はそれまで観たことがなかった。その、ある種耽美の極地とも言うべき映像空間で、次々と美少女たちが血祭りにあげられていき(いや、次々というほどではないか。でも、そういう印象ではあったのだよ)、ジェシカ・ハーパーが怯えて逃げ回る。 冷静になって考えてみれば、ス…
映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は396本目。タイトルはダリオ・アルジェント監督による、1978年日本公開作品「サスペリアPART2」。特典映像としては「監督ダリオ・アルジェント/共同脚本家ベルナルディーノ・ザッポーニ/音楽ゴブリン インタビュー」「ダリオ・アルジェント インタビュー」「ルイジ・コッツィによるショップ“PROFONDO ROSSO"ガイド」「ダリア・ニコロディが語る『サスペリアPART2』」「クラウディオ・シモネッティ~殺人への調べ~」「米国版予告編」「イタリア版予告編」で、計80分が収録されている。「インタビュー」ではダリオ・アルジェン…
この前ちょっと遠出をしていたら急に車のエンジンが掛からなくなって。ドライブに入れてエンジンを掛けても、キキキキ、シューという油の挿してないゼンマイの様な音がするだけです。 キキキキ、キキキキ、キキキキ。 「怖い 怖い 怖い 怖い」 何回もやって、どうにかエンジンが掛かったので駐車場までは停めることが出来ました。 丁度パーキングの入り口でチケットを受け取った時に動かなくなりました。なので私の後ろが大渋滞で、「おいおいこんなところで止まらないでくれよ」とめちゃくちゃ焦ったし恥ずかしかった。 JAFさんに電話して、来てもらったのだけど原因が分からなかったので車をレッカーで運んで貰いました。15kmま…
世の中には、見終わった後に「何でこんな映画見ちゃったんだろ?」という気持ちにさせる映画があります。 それが例えばグロかった、とか、コメディなのに笑えなかったとか、話が訳わならないとか、いろいろ理由はあります。 その中で最悪なのは・・・ これって、話があるんだっけ? と思わせる映画。 スクリーンには、ただただ映像が流れてるだけ、みたいな。 実際には話らしきものがあるんでしょうけど、全く存在しないが如くスカスカってやつです。 そんな映画が今回レビューした「デモンズ」(1985製作/1986日本公開)。 当時、映画館を出るとき、映像を見たけど、あれは何だったのか?と思いました。 さて、その感想は正し…
原題も「Phenomena」(現象、事件、驚異的、非凡、など) スイスの女学校にアメリカ人の留学生がやってきて スコットランド人の昆虫学者と係わり 全編イタリア語という不思議な設定と 昆虫と交信のできる少女が ハエに誘導され連続殺人の犯人を捜すというリアリティのなさ &プログレロックのフェチ (笑) 見どころは、当時14歳 のジェニファー・コネリーの美貌 「テス」のナスターシャ・キンスキーや 「プリティ・ベビー」のブルック・シールズと比肩する美少女 (顔も似てるといえば似ている) そんな彼女が蛆虫だらけにさせられ 目を背けたくなるような汚いシーンを頑張り (演技はまだ下手だけど 笑)存在感を見…