ユダヤ教の天使。
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ユダヤ神話における天使。エッセネ派では7大天使の一人で木曜日の守護聖人。水の天使ともいわれる。
または、デーモン学文書にでてくる9つの天球層を支配する9人の天使の一人で、木星を支配する。こちらの文書でもやはりヘブライの天使として載っている。
デーモン学(悪魔学)では天使という名称を悪魔に属する者を指すのに使う場合もある。
セカンドインパクト以来、15年ぶりに人類が遭遇した使徒。
使徒の形状は、個体によって様々であるが、これは極めて人類に近い形状を有している。
人間の様な頭蓋部は存在しないものの、二本の足を使って直立、歩行し、胴体上部より伸びた二本の腕により作業(攻撃、運搬など)を行う。
胴体上部に生物の顔に酷似した部位を持つが、これは(既存の)生物学的な意味での『顔』とは異なる性格を有するものであるらしい。
陸上だけでなく、水中での活動も可能。
下肢にはエラの様なものが確認されているが、これが呼吸器官であるかは不明。呼吸をしているのかも定かではない。
個体としての戦闘能力、及び防御能力は極めて高く、A.T.フィールドを展開する事により、大概の攻撃を防ぐことが出来る。
A.T.フィールドの防御力の高さは、国連軍の通常兵器が全て無力であったことでも実証されている。
同軍の切り札であったN2地雷も、その威力を大幅に減殺され、決定的ダメージを与えることが出来なかった。
国連軍との攻防において、この使徒は、ミサイル攻撃を手で受けとめているが、それは飛行する兵器の存在を知らなかったためである。
学習能力と自己機能増幅能力を持つこの使徒は、この経験を生かし遠距離攻撃能力を獲得、すなわち、ミサイルの性能を学習し、自らもミサイルと同様の攻撃を身につけたのである。
他に、自己修復機能も備えており、損傷した部位を自己修復、もしくは再構成する事も可能。
国連軍の攻撃により『顔らしきもの』が損傷した後には、新しい同様のものを生やし、ふたつの『顔らしきもの』を同時に持つことになった(この状態をセカンドバージョンと呼び、それ以前の状態と区別する)。
単独兵器として申し分ない性能を有しているといえよう。
第三新東京市において初号機との闘いに破れ、初号機もろとも自爆を図るが、道連れにすることは出来なかった。
ちなみにサキエルは、『水』を象徴する天使である。
「KAZUMAの館 エヴァ物知り辞典」より