Cornel Wild
俳優、監督、プロデューサー
1936年のベルリン冬季オリンピックにフェンシング選手のアメリカ代表として出場。その後、俳優に転向し、『楽聖ショパン』にてアカデミー賞候補となる。英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ハンガリー語、ロシア語と六か国語に堪能だった。1950年代以降は自ら設立したプロダクションにて映画製作にも進出。製作、監督、主演を兼任した『裸のジャングル』は、後年メル・ギブソンの『アポカリプト』との類似性が指摘された。主な代表作はフィルム・ノワールの『哀愁の湖』(1945)、『ビッグ・コンボ』(『暴力団』)(1955)など。