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コククジラ

(動植物)
こくくじら

学名 Eschrichtius robustus。クジラ目 ヒゲクジラ亜目 コククジラ科に属する水棲哺乳類。クジラのなかではわりに小さいほうで、体長は 12〜14 メートル。日本では、コクジラ、コク、チゴクジラ、克鯨、児童鯨などと呼ぶことも。
体表はグレーが基調で、年数を経た個体はフジツボやエボシガイ、クジラジラミなどの寄生生物を付着させているため、白のまだら模様になっている。
コククジラは海底の泥や砂をヒゲでこしとることによって、カニなどの海底生物を補食する。
北太平洋のコククジラのうちアジア側の沿岸を回遊するものは、夏はオホーツク海で過ごし、冬に中国広東地方の沖で繁殖する。春と秋の回遊時には、朝鮮近海から日本の太平洋沿岸を通過する。
2005年のゴールデンウィークに1頭のコククジラが東京湾に迷い込み、千葉県袖ケ浦市中袖の岸壁に1000人を超える見物客が集まった。5月11日朝、千葉県富山町*1沖の定置網にかかり、死亡しているのが発見された。

News

頭が2つ! メキシコで結合双生のコククジラを発見 Techinsight Japan - 2014年01月20日 10:21

関連語 リスト::動物

*1:現・南房総市

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