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ゲーメスト

(ゲーム)
げーめすと

今は亡きアーケードゲーム総合誌。新声社発行。(1986年〜1999年)

  • 当時としては唯一*1のアーケードゲーム専門誌で草分け的存在。初期〜中期までは月刊誌だったが対戦格闘ゲームのブームによる発行部数増及び情報の即時性が求められ、1994年から月2回発行に変更。
  • 実は経営陣が無能(同族経営だったのでおばさん多し)だったために給料未払い等の問題が多く、最終的には上層部が夜逃げしたエピソードがある。*2
  • 上記の放漫経営による経営悪化*3による新声社倒産に伴い廃刊。その後ライターの多くがアスキー(現:エンターブレイン)に移籍し、事実上の後継誌「アルカディア」を発行。

誤植

誤植が多いことで有名。Wikipediaの「ゲーメスト」項目によれば

長い間、ワープロを使わず手書き原稿であったにも関わらず、電算写植で版下を作成していたせいもあり、誤植が多いことでも有名であった。

創刊当初は再々校を出すなどの時間的余裕もあったため、殆どの誤植は校正段階で修正されていたが、発行スケジュールが徐々に厳しくなり、また、創刊当初からのベテランライターであるVG2メンバーが徐々に抜けていった事もあり、時代が下がるにつれ誤植の数は増加していった。

写植を外部委託しており、写植業者がゲームを知らなかったことも一因だが、ライター達の字が汚かったことと、タイムリミット(原稿進行スケジュール上での締切ではなく、印刷スケジュール上での期限)ぎりぎりで原稿が上がることが多いため、校正が十分に出来ないことが主因である。

最後期はワープロが導入されたので、写植業者の(ゲームに関する知識不足による)勘違いや(正確には殆どがそうとしか読めない汚い字のための)読み間違いによる誤植は減ったが、今度は誤変換・誤入力が多くなる結果となった。

ゲーメストにおける誤植は、下記のように枚挙に暇がなく、いつしか誤植はゲーメストを語る上で欠かせないものになってしまった。編集部側が自虐的にネタにすることもあり、「わざと誤植した所があります。見つけた読者の方にはプレゼント!」という企画を行ったり(結局、誤植が多すぎて正解が埋もれてしまい、もっとも面白い誤植を見つけた読者を当選にするという体たらくに)、原稿チェック担当が誤植の罰を受け、春麗(ストリートファイターII)と小鉄(究極戦隊ダダンダーン)のコスプレをしたり、あげく付録小冊子「ダーメスト」というものまで作っている。

なお、以下に挙げられた誤植の中には、「誤植」ではなく、「誤字」、もしくは、「誤記」と表現すべきものも含まれている。


伝説とも言える誤植には

  • 「ここでインド人を右に(ここでハンドルを右に・スカッドレース)」
  • 「ザンギュラのスーパーウリアッ上(ザンギエフのスーパーラリアット)」
  • 「ジャンプ大パチンアッパー昇龍拳(〜大パンチ〜)」
  • 「リュウのしゃがみ大パンツ(〜パンチ)」

などがある。

女装の似合う編集部員

  • 編集部員がゲームイベント等で女装をしていたため「女装の似合う編集部員」が一部のコアゲーマーの間で有名。
  • 他に、某ゲームのキャラクター(フンドシ姿)のコスプレをする、と言う公約もあったが果たされることなく現在に至る。

*1:書店で購入できる雑誌 通販による定期購読限定誌は含まない。

*2:当時在籍していた人から聞いた話なので本当です

*3:ゲームグッズ店:○ゲ屋、及び当時流行っていた「謎本」の乱発など

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