(Estado de Guerrero)
メキシコの太平洋岸にある州で、後古典期にタラスカ王国の繁栄したミチョアカン州の南東、先古典期からモンテ=アルバンを中心とするサポテカ文明の繁栄したオアハカ州の西隣に位置する。州の名称は、メキシコ独立戦争の英雄、ビセンテ=ラモン=ゲレロ=サルダーニャ(Vicente Ramón Guerrero Saldaña)にちなんでいる。彼はティシュトラ(Tixtla)生まれのメスティーソの子孫であって、出身地のティシュトラは、彼に敬意を表してティシュトラ(Tixtla de Guerrero)と改名されたほどである。州都はチルパンシンゴ市、最大都市はアカプルコ市。