Kenneth(Ken) Edward Macha
プロ野球選手・指導者。
右投右打、ポジションは三塁手。背番号は4番。
1950年9月29日生まれ。米国ペンシルベニア州出身。
ピッツバーグ大学からピッツバーグ・パイレーツに入団。
1974年、メジャー昇格し、2年連続地区優勝に貢献。
1979年、モントリオール・エクスポズに移籍。
1981年、トロント・ブルージェイズに移籍。
1982年、来日し中日ドラゴンズに入団。強竜打線の中軸としてドラゴンズを支え、リーグ優勝に大きく貢献した。
1984年、打率.316、31本塁打、93打点を記録。
真面目な性格で、チームメイトだけでなく、ファンからも愛された。
1985年も4番を打つなど打率.301と活躍するが、シーズン途中で球団から解雇を言い渡される。
同年9月19日、シーズン中に現役引退。
同日の引退試合では笑顔でファンや他チームの友人に挨拶し、試合終了後には胴上げされた。
ドラゴンズ史上屈指の外国人選手に数えられる。
日本球界引退後は帰国し、マイナーリーグのコーチ・監督、MLBのコーチを歴任。その間、バンス・ローなど優秀で日本向きの外国人選手を紹介している。
2003年、オークランド・アスレチックスの監督に就任。2年連続でプレーオフ出場。
2005年、契約の問題で一度は退団が決定するも、再契約。
2006年、チームを3年振りの地区優勝に導くが、プレーオフで敗退し解任される。