ピョートル・アレクセヴィッチ・クロポトキン 1842〜1921
ロシアの政治思想家。生まれは公爵。 徹底したアナーキズムを主張。
他者の人格を尊重する相互扶助の精神を重視し、過度の競争が相互の利益を損ねていると考えた。
http://www.tabiken.com/history/doc/F/F195R100.HTM
著作「相互扶助論」「パンの征服」「田園・工場・仕事場」「近代科学とアナキズム」「Act for yourself」「国家論」
控えめに言って めたらくちゃ良かった(^O^) そう、今日も下北沢でした。『美しきものの伝説』は明日の活力です。 クロポトキン亮ちゃんの声も問題なく(昨夜のカーテンコールの挨拶のとき枯れていたから、多分たっぷりケアしてる。)良かった〜。 私的に今日の公演がベストでした〜。というか右肩上がりです! 【10月11日追記】 「田島亮と申大樹、実力派美青年の対決が壮観。」←定期入れに入れて毎日仕事に行きたいお言葉❤️ 流山児★事務所『#美しきものの伝説』痛快。大正時代の「偉人」達が60年代の若者の姿で登場。アホ丸出しでぶつかり、速いテンポで(しかも明晰に)論争する。68年の状況も二重写しで描かれていた…
普段は半休が取りやすい金曜日。大きなイベントが近く忙しくなってしまって泣いていたら(心の中で)同僚が何か問題が起きたら代わりにやるからと…おかげで無事半休。ありがとう〜。 『美しきものの伝説』初日の感想 ということで初日ぶりの下北沢、流山児★事務所『美しきものの伝説』へ。B列。 凄かった〜気持ちが揺さぶられたよ。 開演前、亮ちゃんが電車で持ってきた(どこまでも優しい)というテレビで皆さん解説動画を見ていました〜😊 早稲田役のバビ市さんの司会っぷりも見事なアフタートークは写真撮影OKでした。田島亮くんを激写したかったけれどカシャカシャ音が大きいのでちょっぴり控えめに皆を撮りました。 全員主役。一…
職場が殺伐としていたのでギリギリまで早く帰らせてほしいと言えず18時すぎに「営業からOKが出ているので帰ります(キッパリ)」と言って会社を出て下北沢 小劇場B1へ。 流山児★事務所『美しきものの伝説』初日観劇。C列にて。おもしろかった〜!西沢さんの演出は物語を追うだけでなく、政治と演劇に焦点に当てているのでゾクゾクするし、難しい言葉もスッと入ってくる。宮本研の戯曲通りに進み戯曲のセリフなのに、とても「今」を感じる舞台でした。 人も多く歌あり映像あり劇中劇あり盛り沢山なのにごちゃごちゃしていないの、すごい。 衣裳や髪型などから今を生きる若者のようでありながら後にベル・エポックといわれる大正時代だ…
「美しきものの伝説」大正コウカン日記 その10: ryuz.blog.shinobi.jp/Entry/1823/ ryuz.blog.shinobi.jp 田島亮くんの情熱溢るる❤️🔥「大正コウカン日記」とても良いね。 私も亮ちゃんが大杉栄を演ると聞いてイヴァン・レオニドフを思い出したよ。 「美しきものの伝説」…さいたまネクスト・シアターのは蜷川さんの演出好き〜となったけれど、どこが良かったか聞かれるとなんとなくとしか言えず…。なので西沢さんの演出が楽しみでならない。 ちゃんと受け取りたいから解説嬉しいです。私の友だち(ミュージカル好きな)は、まるでこの戯曲を知らなかったから助かるって言っ…
「なんとなんと‼️クロポトキンこと大杉栄役の田島亮さんが‼️「美しきものの伝説」解説動画を作ってくださいましたー‼️」youtu.be/a_iC08Ppjy8 https://twitter.com/ryuzanji/status/1571694231135350784?s=46&t=LCrQ7Q1eASMxUCf7uFADHA 宮本研作「美しきものの伝説」徹底解説!①登場人物篇〜流山児☆事務所版〜 https://youtu.be/a_iC08Ppjy8 @YouTubeより 田島の亮ちゃん、おもしろい🤣(痩せたね〜🍭) 難しい作品を面白く解説してくれています。役に立つので、見てね〜。舞台『…
クロポトキン 昭和24年(1949)初版 アテネ文庫 弘文堂 著者 森戸辰男 クロポトキンの生い立ちや社会運動家としての生涯を紹介する本。 著者の森戸辰男は『クロポトキンの社会思想研究』という論文を執筆し東京帝大を追放されている(森戸事件)。 “究極の社会理想として無政府共産主義の正しさを確信するに至った” はしがきにて森戸辰男はクロポトキンへの共感を表明する。権力と搾取のない社会、万人に自由と安楽の保証される社会。それだけでなくクロポトキンの生きざまにも心酔している様子がうかがえる。 クロポトキンは貴族の家に生まれ、父は軍人であった。家庭は裕福とはいえず「けちけちした経済」で貴族の体面とは虚…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 優生思想は、西洋キリスト教世界と中華儒教世界に胎児のように存在し、時代の趨勢によって生み出されていた。 ・ ・ ・ 2024年3月23日 YAHOO!JAPANニュース 現代ビジネス「じつは古代ギリシャで猛威をふるっていた「優生思想」…「スパルタ」は優生思想で滅びていた…! ダーウィンを祖とする進化学は、ゲノム科学の進歩と相まって、生物とその進化の理解に多大な貢献をした。 【写真】ヒトラーとナチスによる残虐行為の正当化に利用された「ダーウィンの呪い」 一方で、ダーウィンが提唱した「…
「資本」による「洗脳」に就いてー「資本主義」を其れに對置されるだらう「マルクス主義」より読み解く 弐ー ーマルキシズム及びアナキズムに於ける「愛」の結晶化に就いてー そもそも未開社会では、これらの二つの領域が資本主義社会のようにするどく区別されません。モノの生産だけが生産であり、人間の生産は生産を支える活動であるとはみなさないのです。たとえば、未開社会では人間の形成に寄与した活動に貨幣が付与されることもあります。つまり、未開社会では、あるいは非資本主義社会では、人間の生産が重視されることもあるのです。これを、人間が手段ではなく目的そのものになるといった表現をします。 マルクスは、そのキャリアの…
☟ハルビン731部隊首領A級戦犯近衛文麿首相と非合法共産党伯爵剥奪土方与志派と加藤登紀子歌手&藤本夫妻反日赤軍 【ハルビン交響楽団(ハルビンこうきょうがくだん、哈爾濱交響管弦楽団)】は、かつて満州国のハルビン(現中華人民共和国黒竜江省の都市)にあったオーケストラ。東支鉄道交響楽団の後身[1]。⚠️朝比奈隆が1944年から1945年まで指揮者を務めたことで知られる[2]。 略歴 1925年 - 東支鉄道交響楽団のロシア人演奏家を中心とした「日露交歓交響管弦楽演奏会」が東京・歌舞伎座で4夜連続で開かれ、全国各地でも巡演した(指揮・⚠️山田耕筰〔戦時中、日本帰化申請許否ガントレット一家 関学大校歌山…
「ちくま」2023・12月号に保坂氏の中江丑吉についての記事があったのでこれ 連載かと思ったら 2024・1月号にはないので連載ではないのか (いや 10^11^12ときてここは休載みたいだお) オレが忘れないように中江丑吉についてここにかいておく つまり森戸事件の話である この日記で森戸事件の話をたしか前にも(12月号をよみにいったときに)書いた と思うが 今回は昨日読んだ『行政学講義』の中身とリンクするところがあったのであらためて 書く次第 さて つまりまずは 『行政学講義』で語られるのは官製官僚とはなにかという起源であって 明治維新で「元勲」にあたるような勝ったほうの幕藩要人たちが 明治…
パアル・バック『大地』の訳者新居格はもはや忘れられたジャーナリスト作家、評論家だと思われるが、『日本近代文学大事典』にはほぼ二段、半ページに及ぶ立項が見出される。それを要約すれば、明治二十一年徳島県生まれ、七高、東大政治家卒業後、『読売新聞』『東京朝日新聞』などの記者を経て、文筆生活に入り、文学評論、社会時評、風俗批評に腕をふるう一方で、アナキズム思想家としての活動もあったとされる。そして関係した多くの大正から昭和戦前期のリトルマガジンが挙げられ、それらとパラレルなかたちで、新聞、総合雑誌、婦人誌にも寄稿し、モボ(モダンガール)、モガ(モダンボーイ)の造語者でもあり、次々に評論、随筆集が刊行さ…
ダーウィンの呪い (講談社現代新書)作者:千葉聡講談社Amazon 本書は千葉聡による「ダーウィンの自然淘汰理論」(特にそれが社会にどのような含意を持つかについての誤解や誤用)が人間社会に与えた負の側面(本書では「呪い」と呼ばれている)を描く一冊.当然ながら優生学が中心の話題になるが,それにとどまらず様々な問題を扱い,歴史的な掘り下げがある重厚な一冊になっている. 冒頭ではマスメディアがしばしばまき散らす「企業や大学はダーウィンが言うように競争原理の中でもまれるべきであり,変化に対応できないものは淘汰されるべきだ」という言説を,まさに「呪い」であると憂いている.そしてそれが「呪い」であるのは,…
前回、富田武『日本人記者の観た赤いロシア』における同時代の「記録」をリストアップしてみた。そこには見えていないけれど、尾瀬敬止による『労農露西亜の文化』も入手している。同書もこのジャンルの一冊に加えることができよう。大正十年に神田区山本町の弘文館から刊行され、発行者は伊藤良治、B6判函入、上製二三二ページ、本体は赤の造本装幀である。出版社、発行者のいずれにしても、ここで初めて目にするし、弘文館も伊藤も出版史に見当たらない。その一方で、著者の尾瀬は『日本近代文学大事典』に立項されているので、それを引いてみる。 尾瀬敬止 おせけいし 明治二二・一一・一八~昭和二七・一・五(1889~1952)ソビ…
埼玉で内田裕也を見た。オーソドックスなスタッカートにも相応の手応え。ナフコで財布をすられた。裏金で動いてるミーアキャット。ボッカチオの直筆サインブック。ブエノスアイレスで樹木希林を見かけた。 龍馬伝?! 交響曲。ピルビン酸を検出。芋洗いのスペシャリスト。ムササビの愛情表現。スラマッパギー、ファインマンさん。元を取ることに必死で少しも楽しくない家族焼き肉。グラップラー刃牙を読んでいる人事部長。クリント・イーストウッドの手刀。 金目鯛のポワレ?! マレーシアの海女。晴れ女、されど暗殺者。プリマヴェーラ夕張市。高級住宅街をさまよう草刈正雄。ビンラディンに激似の男、ドトールで見つかる。失明したシンドバ…
12月21日 誕生日の全国35万人の皆さん、おめでとうございます (拙句) 重厚に裸身を曝す欅かな 雅舟 【花】ケヤキ(ニレ科) 【花言葉】重厚【短歌】村を守る藁の大蛇をからませて天にそびゆる欅の大樹 ふるさとの村の入口にケヤキの大樹がそびえ立っています。正月七日の朝には村中の人が集まって、わらで作った大蛇をその大樹に巻きつけて村を守る神事があります。 【季語】 欅枯る 冬欅 (ケヤキだけでは季語にはならない) 【俳句】銀杏枯れ星座は鎖曳きにけり 大峯あきら 枯欅一樹で足りる故郷は 沢 草二 冬欅刺し子の模様うめてゆく 山来 明子 【三行詩】誕生花の仲間に紛れ込んだ樹ケヤキ 万葉では「槻」と詠…
アナキズムと福祉 アナキズムが「個人の自発的意思」だけを ドライブの原資とする 場合には「助け合いからこぼれるような障害者や老人」は ほっておかれるって?(仮説) これへの反証があればいいのね へえ 森戸事件もクロポトキンもこれから調べようと思ってるもの であるし アナキズムだってオレがちゃんと知ってるわけじゃない(アナキズムを ちゃんと知ってるといえる学者さんは誰>?) アナキズムほどそれぞれの学者さんのそれぞれの理解がありそうだ っていうジャンルは他にはないのではないかとか思ったり なぜなら徒党を組んで学会をつくって皆でわーわー言ったあとに 「ひとつの結論を」「ひとつの綱領を」とかまとめる…
とりまいま1500時なんですけど「 図書館( )にて「ちくま」を読んで おもしろかったわああ| 最果タヒ先生の連載は毎月ますます激しくなっているし カイジとイカゲームの連載も死が目前となり 10月号から連載してるときがついた「中江丑吉」)(兆民先生の息子)の 連載も楽しそうだ オレはそういうのが好きで なんだっけ 森戸事件というアナキズムの事件があったので それに思いをよせたその時代の知識人がたくさんいた 丑吉もその一人だって話になっていき で この「森戸事件」とは 大正八年(一九一九)東京帝国大学助教授森戸辰男が機関誌「経済学研究」に発表した論文「クロポトキンの社会思想の研究」を、同大学の右…
そんな時、大手商社をクビになった男が私にすりよってきた。これが、悪縁だった。彼は会社を作って、経費を無尽蔵に使うことしか考えていない。早稲田の政経は、こんなバカ、東大落ちの塊だ。当然、ナチュラリストでアナキストの私と本質的に合うはずがない。私の専攻は植物学で、植物園の管理者になろうとも考えていた。ドカタは、その時のことだ。政経学部、クロポトキン、もバクーニンも知らない。ましてやハンナアレントなんて、名前さえ知らない。早稲田という囲いの中でクズ商社を目指す。 64歳になって、原点に戻る。それがタクシーだった。今でも信頼してくれるクライアント、友人が、少数いるので、彼らの仕事は続ける。タクシーのい…
物語は1899年の日露戦争に始まり、1955年までの満州を舞台にしている。中国東北部を訪れた軍部の密偵と通訳の細川、都市計画にかかわることになる日本人技師、ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父、出自も思想も異なる人々が地方都市、ハルピンに引き寄せられていく壮大な物語である。 日本が侵略し、国土を広げようとした殺戮の歴史はどうだったのだろう、という興味から読み進めたがドキュメンタリーではないので後味が悪く、消化不良だった。 今も続くウクライナ戦争や、ガザ地区とイスラエルの戦闘。地図は国境の境界線であり、拳は暴力である。犠牲になるのは市民や子供達で、毎日報道される現状に居た堪れなくなる。人々が…
著名なアナキストを紹介しながらアナキズムとは何なのかを紐解いていく内容。 アナキズム入門 (ちくま新書1245) 作者:森 元斎 筑摩書房 Amazon 『くらしのアナキズム』という本を読んで、アナキズムというものを漠然としか分かっていない、いや、本当は何も知らない。そう思って「入門」と名のつく本を読んで見る。 紹介されるアナキストは、プルードン、バクーニン、クロポトキン、ルクリュ、マノフといった偉大なアナキストの先人。彼らの生涯を紹介するという内容だけれど、彼らの行動と思索がどのように始まって、どのように展開していったかはアナキズム誕生と重なるのだからとても分かりやすい。 というか、文章も少…
クロポトキンは『ある革命家の思い出』において、もう一度反復すれば、十九世紀後半の政治状況を次のように分析している。国際労働者協会(第一インターナショナル)は万国の労働者の連帯と団結に基づき、資本と戦うという思想によってヨーロッパで隆盛を迎えていた。だが普仏戦争はその成長をはばみ、文明と人間の進歩をとどめさせ、パリ・コミューンの敗北とドイツの圧倒的勝利は異常な状況を生み出し、軍国主義の時代へと追いやったと。その上で、「パリ・コミューンは、理想をまだ十分に明らかにしないうちに勃発してしまった恐ろしい例である」と述べている。 そのような十九世紀フランスの歴史、すなわち第二帝政時代を描いたのがゾラの「…