『Mr.インクレディブル』(原題:The Incredibles)という作品は、監督ブラッド・バードのかなり私的な作品のように思える。 主人公Mr.インクレディブルこと、ロバート(ボブ)・パーがブラッド・バード本人に重なるのである。 ピクサー作品はピクサーという大きな会社でありながら、監督の作家性が大きく反映されているような気がする。 その中でも特に「独自性」が強いのがブラッド・バードだと思う。 今日はそんな、『Mr.インクレディブル』の話。 目次 目次 Mr.インクレディブルの魅力 選ばれし者の視点 ブラッド・バードは天才児であった 選ばれ”たかった”者はどうなるのか 天才達の巣窟で おすす…