Paul Krugman 経済学者。1953年、ニューヨーク郊外のアルバニーに生まれる。 1977年にイエール大学で助教授となった後、スタンフォード大学教授、マサチューセッツ工科大学教授を歴任し、現在はプリンストン大学で教鞭をとる。 貿易理論や為替理論などの国際経済の分野で名を馳せ、近年では日本へのインフレ期待による景気回復策の提言などでも有名となった。 一般向けの経済解説書も多数執筆しており、その分かり易さには定評がある。
2008年、ノーベル経済学賞を受賞。
週1冊程度は読んできたけど紹介するほど良かった本が10冊なかった。しかし1と2はいきなり殿堂入りするくらい良かったので、今更だけど紹介。今回紹介するのは5冊です。*1 *1:アイキャッチ画像はAI生成: https://chat.openai.com/g/g-05Df7Ag8o-samunegaru
グローバルサウスという言葉はあまり好きではないが、一応、インド経済論として簡単に去年の秋ぐらいに書いたもの。 グローバルサウスという言葉が2023年の注目ワードだった。どうも厳密な定義はないようだが、ざっくりいうと中国やインドなど、政治や経済、安全保障面などで世界から注目を集めている新興国の一群を指している。 例えば、ブラジル、南アフリカ、サウジアラビア、インドネシアなどの国々をグローバルサウスの中心国として挙げることに異論はないだろう。半世紀前くらいには「南北問題」といわれた「南」と似ているが、そのときは「北」に属する欧米や日本に比べると経済発展の面で問題を抱え、貧困や格差、政治的不安定が解…
【アベノミクス史上空前の失敗!?】異次元緩和・円安・各種値上げの悪行だけではない、まさかの「日銀破綻」「紙くず」リスク!~アベトモ日銀黒田は売国だったのか?~ ■ついにギブアップ…黒田総裁がアベノミクスの失敗“認めた” 日刊ゲンダイ:2016/02/24 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/175955 ~~~ バズーカはやっぱり空砲だった――。 日銀の黒田東彦総裁がついに“ギブアップ宣言”だ。 23日の衆院財務金融委員会に出席した黒田総裁は、マネタリーベース(資金供給量)の増加と物価上昇率の相関関係についてあらためて問われた際、…
激動の時代です。X 上には毎日どころか、1時間毎に強烈なニュースが上がってきます。思想強めと言われる私でも「ほんまかいな」と呟くニュースが殺到です。陰謀論と言われたことが、次々真実として報道されてもいる。日本だけでなく世界中で底が抜けた状態なんでしょう。 ◉思想強い向けニュース 昨年から続く、イスラエルがパレスチナのガザ地区で行うジェノサイド。ついにイスラエルの味方をするのはアメリカだけとなりました。もちろんアメリカ国民で支援に反対する人々はたくさんいます。イスラエル大使館前で抗議の焼身自殺をした軍人の方もそうです。 でもこっそりイスラエルから軍事用ドローンを購入しようとしてる国があるそです。…
(目次) まえがき 第1章 マクロ経済・金融情勢 概観 第2章 ゼロ金利周辺における金融政策 鳥瞰図 第3章 1998年から2005年までの日銀(およびFED)の金融政策 第4章 時間軸政策の導入 第5章 学界における金融政策論議と時間軸政策 第6章 時間軸政策の効果の実証分析 第7章 短期金融市場における金融政策の効果 第8章 「失われた10年」のマクロ経済学 第9章 構造問題と金融政策 あとがきに代えて 残された論点、これからの論点 【まえがき】 1998年4月の新日銀法施行から直近(2005年11月)における日本銀行が実施した政策は主に3種類である。特に時間軸政策は、ゼロ金利制約に直面し…
⛈️大戦争は気象変動で発生する⚔️ 😇平和ぼけは汚鮮マスゴミ洗脳結果🤪 🕷️悪魔とつるむ自民党へのご意見フォーム 🦂あなたの声を朝鮮カルト公明党に 🏺あなたの声を使い魔産経に 😡受信料で韓国宣伝垂れ流すNHKに意見 ---------------------------------------------日本の大チャンス 米国第一で軍事支援に消極的、日本と韓国の核武装に反対せず真の独立国に近づく機会 もしも、米国のドナルド・トランプ前大統領が大統領に復活したら、日本はどうなるのか。トランプ氏が優勢に大統領選を戦うなかで、この「もしトラ」問題が現実味を帯びてきた。私は「日本が大改革に踏み切る絶好…
この記事は、トマ・ピケティの著書「自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から」について紹介します。この本は、不平等とイデオロギーの関係を世界史の視点から分析し、現代社会の問題点と提案を示す力作です。この記事では、本の内容や感想、評価を詳しく説明し、なぜこの本がベストセラーになっているのかを分析します。この本を読むことで、あなたも自分自身のイデオロギーを見直し、歴史や社会に対する新たな視点や理解を得ることができるでしょう。 本の内容と感想 この本は、トマ・ピケティが2019年に出版した「資本とイデオロギー」の前半部分を短縮してまとめたものです。ピケティは、「資本主義、社会主義、植民…
「もしもトランプが返り咲いたら」が議論されているが、「いまもうすでにトランプの影響が政策に出てくる」になっているとも伝えられる。その影響とは、例えばウクライナ支援と対移民強硬策を抱き合わせにした予算案にトランプ候補が反対していることから、共和党議員がこれに同調するという話だ。仮に返り咲き大統領就任となるとしても、まだ1年も先のことなのに・・・。 先月ブルームバーグが「もしトラ」の政策予想(*1)を発表している。 ・貿易と投資 関税+10% ・中国 最恵国待遇の撤回や、さらなる関税増 〇税金 所得税軽減措置の継続、法人税の減税 ・移民 大規模な移民制限措置 ・財政政策 減税等は外国での(軍事)活…
「経済的解決策: 金融化された新自由主義から生産的で持続可能な経済へ移行する方法」 第22回「地政学エコノミー・アワー」 2024年2月9日 youtu.be Michael Hudson Saturday, February 10, 2024ラディカ・デサイ:第22回「地政学エコノミー・アワー」へようこそ!この番組は、目まぐるしく変化する現代の政治・地政学経済を検証するものです。ラディカ・デサイです。マイケル・ハドソン;マイケル・ハドソンです。ラディカ・デサイ:そして、この番組を隔週でお届けするために舞台裏で働いているのが、ホストのベン・ノートン、ビデオグラファーのポール・グラハム、そしてテ…
しかし、考えて見りゃラブジョイは40%くらいやったんだよな。そろそろ「ちXま学X文庫;山形浩生ダメだし改訳シリーズ」とかできそうだわな。 cruel.hatenablog.com cruel.hatenablog.com cruel.hatenablog.com 改訳じゃないけどソローのやつとかクルーグマンとか新規で入れてもいいかも。 cruel.hatenablog.com cruel.hatenablog.com 為替のヤツもあるのよね。 クルーグマン「為替レートはなぜこんなに変わりやすいのか」 もちろんケインズもいろいろあるし、なんかうまく使えばできそうに思うんだが。いまどき読む人がいる…
それでは、習近平が「経済」を見殺しにしている、というその論考・ 「習近平の悪手が止まらない…!悲惨さを増す「EV墓場」の実態と、「中国大恐慌」のトリガー…」 を次の掲載しておくので、一読願う。 習近平の悪手が止まらない…!悲惨さを増す「EV墓場」の実態と、「中国大恐慌」のトリガーを引く「経済見殺し政策」のヤバすぎる中身 藤 和彦経済産業研究所コンサルティングフェロー 2023.10.10 習近平が「経済」を見殺しにしている… ここのところ中国経済には改善の兆しが見えてきたが、それは期待外れに終わり、むしろ中国政府の無策ぶりを露呈するきっかけとなるのではないか。 前編『習近平、まさかの「愚策」……
【インボイス制度は日本のエンタメ業界を破壊する!】『Zガンダム』エマ役・岡本麻弥、インボイス制度の中止へ涙の訴え~そもそも消費税が諸悪の根源!消費税導入は日本経済弱体化を狙う国際金融市場の外圧だった!~ ■『Zガンダム』エマ役・岡本麻弥、インボイス制度の中止へ涙の訴え 自身も「廃業も視野に入っています」 ORICON NewS 2023-06-22 https://www.oricon.co.jp/news/2283968/ ~~~ 『ガンダム』シリーズなどのアニメプロデューサーの植田益朗氏、『機動戦士Zガンダム』エマ・シーン役で知られる声優の岡本麻弥、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕…
【日銀がグローバリズム国際金融資本に買収されているのか?】日銀金融緩和は米国利益に直結!どれだけ円安・物価高が進んでも日銀が異次元金融緩和をやめられないワケ~金利を上げれば日本経済は活性化する~ ■黒田日銀が固執する異次元金融緩和の間違い 金利を上げれば日本経済は活性化する 2022.07.19 週刊ポスト 大前研一 https://www.moneypost.jp/929170 ~~~ 円安が進むなか、日本銀行は異次元金融緩和を継続している。 日銀は日米欧の中央銀行の中で唯一、利上げをしていないが、それで日本の景気がよくなるのだろうか。 経営コンサルタントの大前研一氏が考察する。 もともと私…
マイケル・ハドソン「アメリカ帝国主義、クルーグマン、脱ドル、社会主義、パレスチナ、中国」、『インドとグローバル・レフト』2024年1月13日、ジョティシュマン・ムディアルとともに。「これは中国が直面するであろう問題である」 youtu.be Michael Hudson Thursday, January 18, 2024JM(ジョティシュマン・ムディアル): こんにちは、今回も『インドとグローバル・レフト』のエピソードへようこそ。今日は経済学者のマイケル・ハドソンさんをお迎えします。マイケル、『インドとグローバル・レフト』へようこそ。MH(マイケル・ハドソン): よろしくお願いします。JM:…
ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の翻訳を始めた話はした。 cruel.hatenablog.com 素直に第2講を初めて、半分くらいはおわっているんだけれど、そもそもこの話がどこへ行くのか知りたくて (はい、推理小説もまず最後を読むタイプです)、最後の第11講をあげてしまいました。 ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』第11講 (最終回) もちろん、このpdfを読むとそれなりにウダウダしい。だが、そこで言われていることは、第1講と同じでとてもシンプルではある。それはつまり、以下の通り: 「存在の連鎖」という観念は最終的に、二千年かけて詰めていったらボロボロでまったく整合性がないことが明らかになった…