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ギー・ドゥボール

(読書)
ぎーどぅぼーる

1931年-1994年
フランスのシチュアシオニスト。パリに生まれ、1950年代初頭にレトリスム運動に参加、レトリスムの主唱者イジドール・イズーの神秘主義化に反対してレトリスト左派を結集した「レトリスト・インターナショナル」を創設、「転用」、「漂流」、「心理地理学」、「新しい都市計画」などの芸術批判・日常生活批判を軸としたアヴァンギャルド芸術運動を展開。1956年に「シチュアシオニスト・インターナショナル」(SI)を創設し、1972年にSIを解散するまで、一貫してその中心メンバーとして活動。著書に『スペクタクルの社会』(1967年、邦訳、1993年、平凡社)、 回想録』(59年)、『映画に反して』(64年)、『映画全作品集』(78年)、『「スペクタクルの社会」に関する注釈』(88年)、『称賛辞』(89年)、『イン.ジルム・イムス・ノクテ・エト・コンスミムール・イグニ(われわれは夜に俳掴しよう、そして、火で焼き尽くされんことを)』(90年)、『この悪しき評判..・…』(93年)など。映画作品に 『サドのための叫び』(52年)、『比較的短い時間単位内の数人の人物の通過について』(59年)、『分離の批判』(61年)、『スペクタクルの社会』(73年)、『イン・ジルム・イムス・ノクテ・エト・コンスミムール・イグニ』(78年)など

略年譜

1931年12月28日パリに生まれる
1951年、18歳の時、イジドール・イズーの『涎と永遠のための概論』を見て衝撃を受ける
1952年、最初の映画「サドのための絶叫」を製作、映像のない革命的映画によってスキャンダルを巻き起こす。この年レトリスト・インターナショナル(LI)を結成。シュルレアリストやル・コルビュジエらを批判する活動を展開(1957年に解散)
1957年、ヨルン、ピノ=ガッリツィオ、ラルフ・ラムネイらとシチュアシオニスト・インターナショナル(SI)を結成
1968年、「5月革命」においてSIはソルボンヌ占拠の最左派として世界中から注目される
1972年、ドゥボールはSIの現状を批判、自らSIを解体する
1973年、映画「スペクタクルの社会」を製作。映画界・マスコミ界で激しい反響を呼ぶ
1994年11月30日、自らに向けて銃を発射。自分自身を殺す
   http://www.gendaishicho.co.jp/et/et2.htm

 

著作

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