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キャンプ座間

(一般)
きゃんぷざま

[英] Camp Zama
キャンプ座間は、相模原市南区と、座間市にまたがり、面積2,346,382m²の広さを持つアメリカ合衆国陸軍基地。司令部など主要施設は座間市側にあるが、ゴルフ場等を含め基地面積の約7割は相模原市側に位置している。
在日米陸軍、第9戦域陸軍地域軍の司令部として、日本及び沖縄に展開する陸軍を統括、主に後方支援業務の運用、管理を任務としている。
米陸軍の常で戦闘部隊は常駐していないため、平素は司令部機能と各種支援部隊のみが置かれている。

1937年、相模原の軍都計画の目玉として、日本帝国陸軍士官学校が設置されたのが、そもそもの始まりである。
軍国主義全盛の時代、農民から強制的に土地を接収してできた基地は、第二次世界大戦敗戦後、そのまま米国陸軍に接収され、現在に至る。

2005年の在日米軍再編合意は、「在日米陸軍司令部の能力は、展開可能で統合任務が可能な作戦司令部組織に近代化される」、と明記されている。
具体的には米ワシントン州フォートルイス (Fort Lewis) の米陸軍第1軍団司令部 (I Corps) を移転するとされた。
その後、2007年12月19日に後方支援を担当して来た第9戦域支援コマンドを再編のうえ第1軍団前方司令部が設置された。
前方司令部の長は在日米陸軍司令官であり、第1軍団副司令官を兼務している。なお第1軍団は、アメリカ西海岸からアジア太平洋地域を担当、予備役を合わせて40,000人規模の軍団であり、アメリカ太平洋軍(ハワイ州)の指揮下に入る。
司令官は中将クラスで、将来的に在韓米軍の陸軍を陣容縮小の上、傘下に組み入れられる予定。
また同合意には、陸上自衛隊の専門部隊を一元的に運用し緊急即応部隊の指揮をとる中央即応集団司令部を移設、これによって日米司令部間の連携を強化すると明記されている(2013年3月を予定)。

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