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キハ30

(一般)
きはさんじゅう

鉄道車両の形式

1962年(昭和37年)から製造された、国鉄の気動車の一形式。
4年間で106両が製造された。

特徴

  • キハ35系気動車のうち、両運転台のもの。片運転台はトイレ付がキハ35・トイレ無しがキハ36となる。
  • 外吊り型の片側3扉で、車内はロングシートの通勤型仕様。
  • 便所は設けられていない。

番台区分

  • 暖地向け 0番台。100両製造。
  • 寒地向け(新潟地区向け)の500番台。6両製造。

現状

2005年現在、JRに在籍するキハ30は以下の通り。

譲渡車両

以下の私鉄に譲渡されている

  • 関東鉄道:16両譲渡。うちトップナンバーは筑波鉄道譲渡を経由。

 キハ300型として整備。通勤型気動車の輸送力構造を活かし、常総線の輸送改善に活用された。
 冷房取り付けなどの独自の通勤型改造されていたが、自社発注の新車導入に伴い形式消滅。
 一部はワンマン運転整備をされ、キハ100型として残存。こちらは2011年以降残存。

  • 会津鉄道:1両 1999年に、トロッコ改造車として存在した。外吊り型ドア1か所以外は開口された。

 会津鉄道のAR100型改造お座敷車と、キハ40改造展望車と組み合わせていることが多かった。
保存車として、兵庫県の旧鍛冶屋線・市原駅跡と鍛冶屋駅跡に、キハ30が保存されている。

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