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キトサン

(サイエンス)
きとさん

 →キチン・キトサン
 甲殻類の殻を構成する成分。1859年、ユーゲにより発見される。

 元来は廃棄物であったカニの殻などを資源として有効利用するために研究されていた。工業的には主にカニなどの甲殻類の外骨格から得られるキチン(ポリ-β1→4-N-アセチルグルコサミンからなる)を、濃アルカリ中での煮沸処理等により脱アセチル化して得る。
 人体の親和性が高い為? 手術用の糸などに使用されていたが、他にも血圧を下げる、コレステロールの調整、脂肪分を体内に吸収させる前に取り込んで排出させるなどの機能がある事が解り、ダイエット食品等に幅広く利用されている。なお、キトサンは脂肪と共にビタミン類も一緒に体外へ排出させてしまう。

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