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ガニメデ

(サイエンス)
がにめで

[英] Ganymede
ガニメデは、木星の第3衛星で、木星の衛星の中で、内側から7番目の軌道を回っている。
木星からの平均距離は、107万1665km。
1610年1月7日に、ガリレオ・ガリレイが発見したイオ、エウロパ、カリストとならぶガリレオ衛星のひとつ。
太陽系の衛星の中で最大の大きさ(直径5,262km)を持ち、ぞの大きさは水星よりも大きい。
平均視等級は4.6と衛星の中では比較的明るく、双眼鏡があれば確認することができる。
惑星探査機ボイジャー1号と2号の画像によると、凍りついた地表は一面クレーターだらけで、地球の月に非常によく似ている。
いくつか異なったタイプの地域があり、中でも、たくさんのクレーターに覆われた大変暗い地域と、衛星の約60%を占める明るい溝のある地域が目立つ。暗い地域は、最も古い時期の地殻の名残であると考えられている。
また、地球からも望遠鏡で見えるのが、非常に大きな円形の古いクレーター群の地域で、これを平行に横切る薄く曲がった明るい線も見える。これは遠い昔に小惑星の衝突でできた円形のしわが浸食で消された跡のようである。この他かつてははっきりした形を持ったクレーターであったが、ガニメデの氷殻が温かく、柔らかくなりすぎて、もとの地形を保てなくなった「ゴースト」クレーターも多く見られる。
さらに氷原や氷のプレートと思われる大きなタイルのような塊があり、その大きさは、直径数kmから1,000km程度ある。
ガニメデの地殻の下には、液体の水のマントルがあり、その下には、珪酸塩質の固い核があると考えられているが、はっきりしたことはわかっていない。

基礎データ

赤道面での直径 5,262.4km
表面積 8.700×10⁷km²
質量 1.482×10²³kg
平均密度 1.936g/cm³
表面重力 1.42m/s²(0.1449G)
自転周期 7日3時間42.6分
公転周期 7日3時間42.6分

リスト::天文学

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