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カルト

(映画)
かると

映画でのカルト
一般受け路線でない、マニア向けの映画。ある変わった趣味嗜好に、ためらわず突っ切ってしまったものを指す。変わった趣味でも徹底が中途半端であったり、躊躇を見せたりするものはカルトとは呼ばない。「カルトムービー」という呼ばれ方も。シュールレアリスム(超現実主義)とも
代表例:デヴィッド・リンチ。『幻の湖』。ルイス・ブニュエルサルバドール・ダリ。『アンダルシアの犬』

カルト

(社会)
かると

もともとの意味は「正当な宗教に対する新しい宗教」という位置づけだったが、現在では「極端な(時に危険な、また反社会的な)思想を持った宗教又は団体」という意味で使われる。
宗教とは関係なく、あまりに極端な思想を持った団体でもカルトという単語を用いることがある(例:環境カルト)。
ジャーナリズムの世界では、「反社会的な宗教」という意味で使われるのが一般的。殺人、テロ、暴力を伴う洗脳など、犯罪を犯した宗教などに対して用いられている。

「破壊的カルト」(=カルト)というのは、

  • 信者本人の人格破壊
  • 信者と信者の家族との間の関係破壊
  • 信者と社会との関係破壊

カルトの見分け方

  1. 真理はその組織に占有されており、その組織を通してのみ知ることができると主張する。
  2. 組織を通して与えられた情報や考え方に対しては、疑ってはならない。
  3. 自分の頭で考えることをしないように指導する。
  4. 世界を組織と外部とに二分する世界観を持つ。
  5. 白黒を常にはっきりさせる傾向が強い。
  6. 外部情報に対して強い警戒感を与え、信者の情報経路に様々な制限を加える。
  7. 信者に対して偏った情報、偽りの情報を提供することがしばしばある。
  8. 組織から離脱した人間からの情報に接することを禁じる。
  9. 家庭や社会との関わりで多くのトラブルを生じている。
  10. 社会からの迫害意識を持ち、それをかえってバネにする。
  11. 外部に対して正体を隠す傾向がある。
  12. 生活が細部にわたって規定される。
  13. 組織が信者の生活のすべてになっている。
  14. 共同体内部でのみ通用する言葉を多く持っている。
  15. 組織からの離脱について極度の恐怖心を与える。

日本におけるカルト

日本における、「カルト」の基準は、その集団が個人の自由と尊厳を侵害し、社会的に重大な弊害をもたらしているかどうかで判断されるべきであり、その集団の教義や儀礼が奇異に見えるかどうかであってはならない、とされている。

破壊的カルトの種類

破壊的カルトとは、反社会的な宗教団体を指す。

  • 宗教カルト
  • 政治カルト
  • 自己啓発カルト(自己啓発セミナー)
  • 商業カルト

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