Capote
ノンフィクション・ノベルという新たなジャンルを切り拓いたと言われるトルーマン・カポーティの傑作『冷血』、その完成までの道のりを描き出した伝記ドラマ。一家4人惨殺事件の詳細を本にすることで新たな成功を目論むカポーティと彼の取材に協力する犯人との屈折した関係が生々しく綴られる。カポーティの複雑な人物像を巧みに演じきったフィリップ・シーモア・ホフマンはその演技が絶賛され、アカデミー主演男優賞をはじめ数々の映画賞を獲得した。監督はデビュー2作目の新鋭ベネット・ミラー。
1959年11月15日、カンザス州ののどかな田舎町で一家4人惨殺事件が発生する。翌日、ニューヨークでこの事件を知った作家カポーティは、これを作品にしようと思い立ち、すぐさま現地へと取材に向かう。同行した幼なじみのネルと共に事件現場や関係者を訪ねて回るカポーティ。やがて2人の容疑者が逮捕されると、カポーティは彼らへの接近を試み、その一人ペリー・スミスの不思議な魅力に創作意欲を刺激される。そして、ペリーとの面会を重ねる中で次第に彼の信頼を得ていくカポーティだったが…。
(allcinemaより)
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*1:Rated R for some violent images and brief strong language.
→トルーマン・カポーティ