:植物
学名:Cistanche deserticola Y.C.Ma 又はホンオニク Cistanche salsa C.A.Meyerの肉質茎のこと。 漢文表記では肉蓯蓉。肉従容は誤り。高山の樹木に寄生する。日本での自生は珍しい。木曾地方の薬草から作られるという薬用養命酒に配合されているが、現在多くはモンゴルからの輸入品である。
肉のような名前だが、れっきとした植物。
食感が肉に似ており、薬草にもなることから「御肉」と呼ばれたのが始まりである。
滋養強壮の薬・止血薬としても利用される。
なお、オニクは一般にはあまり出回っておらず、
富士山にも生えているが、その採取は山梨県側の一部の地域の人のみしか行うことができない。