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エプソンダイレクト

(コンピュータ)
えぷそんだいれくと

プリンターなどの周辺機器でお馴染みの「セイコーエプソン」が100%出資するBTO専業直販コンピュータメーカー。
エプダイ」と略されることも多い。

自由にカスタマイズした形で注文が出来BTOという形式と、直販などによる高いコストパフォーマンス、そして国産ブランドであることから、信頼度の高いメーカーとして注目され、コンピュータのヘビーユーザー、企業ユーザーを中心に人気が高い。

特にハイエンドシリーズ、Endevor Proシリーズは、工具不要のケースを採用し、癖の少ない構成にすることで、購入後のメンテナンス、拡張を盛んに行うユーザがベースマシンとして好んで使われている。

マザーボードはASUS製が多い。また、現行のノートモデルはシャープOEM、過去にはライオスシステムのチャンドラOEMも販売していた。DVDドライブではかつてまだ全ての規格に対応するスーパーマルチドライブが発売されるまでははDVD+R系に肩入れしていたが、現在のBru-rayとHD DVDではどちらも選択を可能にするような方向のようである。

「Endeavor」「EDiCube」という2つのブランドのパソコンを中心に販売。拡張性の高いタワー型、省スペース型、ノート型など用途に合わせて選ぶことが出来る。

また、人気ネットゲーム「FINAL FANTASY XI」の動作認定モデルをメーカーのPCとしては非常に早い段階から発売したり、漆塗りパソコンを発売してみたり、Linuxプリインストールマシンを発売したりと、とさまざま意欲的なことをしている。

エプソン社内でも大抵の場合、エプソンダイレクト製社内向け標準モデルを使用しているほか、エプソンには傘下の販売会社(エプソン販売)を使ってパソコン販売もしている。

2004年10月より、エプソンダイレクトは、エプソンダイレクトブランドをエプソンブランドに統合、Web siteも「エプソンダイレクト」から「エプソン、ダイレクトショップ」に変わっている。それにより今までのヘビーユーザー、企業関係以外にも販路を広げてゆくとの方向性を示し、さらに2007年のリニューアルにより、よりエプソンブランド全体を扱うオンラインショップといった形に改められた。


歴史

過去、エプソンはPC-98互換機に参入していたが、DOS/Vが日本に参入してきた時にPC-98互換機から撤退しその人材リソースの一部を使い、エプソンダイレクトを設立、同様の経緯でできたメディアインテリジェントはその後無くなったがエプソンダイレクトは日本におけるBTO直販モデルを確立し、高い収益性を確保している。
だがしかし、本来であればBTOの先駆者である以上、もう少し事業規模が大きくてもいいはずだが、エプソントップの”パソコンは添え物”という判断により事業展開規模が抑えられてきた経緯がある。

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