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エウリピデス

(読書)
えうりぴです

古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人。デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)の手法を好んで使った。

アイスキロス、ソフォクレスと並ぶ古代ギリシア三大悲劇詩人の一人。アテネ生まれ。3男をもうけ、その1人は父と同名で、父の死後その遺作を上演して一等賞を得た。生来瞑想的なタイプで、非社交的というより人嫌いに近かった。劇壇にデビューしたのは紀元前455年、前408年『オレステス』を上演したのち、マケドニア王アルケラオスの招きに応じてアテネを去りペラに移住、2年後その地で没した。『バッコスの信女』と『アウリスのイフィゲネイア』はこの異郷の地で書かれ、これらをも含めて作品の総数は92編であったという。現存する完全な作品は19編であるが、『キクロプス』は悲劇ではなくいわゆるサティロス劇であり、このジャンルでは完全に伝存する唯一の例である。『アンティオペ』『ピプシピレ』の2作は、それぞれ100行、300行を超える大断片である。完全な作品および断片の量が、先輩2作家に比して格段に多いのは、前4世紀以後長くその人気が高かったことによる。
(Lycosディクショナリ 百科事典(ポケット版)より)

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