かつて「ウラノス」という芝居を観た。 観たのはもうかれこれ15年以上前なのだけど、 今になってもこの物語が頭にこびりついていて、 時折思い出すことがある。 あるさびれた村の裏山にある、 あるさびれた神社の横に、 深くて底の見えない大きな穴があった。 村人たちが、ごみなどを捨て始めるが、 やがて、どれだけごみを捨てても一杯に ならないゴミ捨て場の噂が国まで伝わり、 核廃棄物をも捨て始めてしまう。 だが、 実はその穴は未来の空につながっていた。 このままでは未来の空から核廃棄物が 降り注いでしまう....! 誰かが止めないと....! .....というところで物語が終わる。 なんだか、現代社会にお…