評論家の小川隆夫氏が1981年から1983年にアメリカ留学していた際の日記を書籍化したもの。音楽関係のみの抜粋なのに600ページ以上の膨大な量です。1日2回のはしごも含めてとんでもない数のライブを聴きに行っていて(726日間の滞在で614回、1.2日に1回ライブに行っている計算)、まだ結婚して数年、昼間は大学院での勉強もあったのにこの人いったい何を考えているんだと思うすさまじいドキュメンタリー。 まあそんなことはこのブログではどうでもよくて、ゲッツ関係の記載があったのでそれをここで紹介します。 まず1981年10月22日、「ファットチューズデイズ」で少し顔を覚えられて、マネージャーに声をかけら…