Wade Anthony Boggs
MLB選手・野球指導者。通称「チキンマン」。*1
右投左打、ポジションは三塁手。背番号は26→12番。
1958年6月15日生まれ。米国ネブラスカ州出身。
1976年、ドラフト7位でボストン・レッドソックスに入団。
1982年、メジャー昇格。
同年、打率.349を記録。
1983年、打率.361で首位打者のタイトルを獲得。1989年まで7年連続でシーズン200安打を記録。
その後1985年から1988年にかけて、4年連続で首位打者を獲得。
リーグを代表する巧打者として、1980年代のレッドソックスを支えた。
同時期に活躍したトニー・グウィンと比較され、「ア・リーグのグウィン」とも表現された。
類稀なる選球眼の持ち主で、悪球には手を出さなかったことで知られる。
1993年、ニューヨーク・ヤンキースに移籍。
移籍後も4年連続で打率3割を記録。
1996年、自身初のワールドシリーズ制覇を果たす。
この間、1985年から1996年まで12年連続で三塁手としてオールスター出場を果たす。
1997年、1試合のみ投手として登板。ナックルボールを見せた。
1998年、故郷のタンパベイ・デビルレイズに移籍。同年、通算3000本安打を本塁打で達成。
1999年、現役引退。
18年間で打率3割を15度、通算3010安打、打率.328を記録した。
2000年、背番号12番がデビルレイズの永久欠番となる。
同年、デビルレイズの打撃コーチに就任。
2001年、退団。
現在はタンパに在住し、ゲイザー高校のコーチに就任。
2005年、米国野球殿堂入り。
ボッグスは迷信家として知られ、多くのジンクスを毎試合に行った。