ウイリアム・ローワン・ハミルトンはアイルランドの数学者・物理学者(1805.8.3-1865.9.2)
力学系、微分方程式論、変分法に大きな貢献をもたらし、ハミルトン・ヤコビの方程式・ハミルトニアン・ハミルトンの正準方程式・ハミルトンの原理などに名を残している。さらに、四元数を構成し、非可換体をはじめて発見した。
19歳のときの初恋の相手を死ぬまで思い続けたという逸話も有名である。
ハミルトンの一生に関しては、藤原正彦著『心は孤独な数学者』(ASIN:4101248060)『天才の栄光と挫折−数学者列伝』(ASIN:4106035111)に詳しい。