リスト::日本の映画::題名::あ行 2004年/日本/カラー/101分
松尾スズキ映画初主演作 脚本・監督:三木聡
イン・ザ・プール
医学博士・伊良部一郎。出会った患者は、最初は驚き、次には自分はこいつよりマシだと思い、彼の行動にはめられ、ちょっと憧れ、そして、癒されてゆく。 水泳中毒、持続勃起症、強迫神経症・・・。ヘンな病気とヘンな精神科医による気分開放ムービー。
2005年初夏、テアトル新宿、シネセゾン渋谷にてロードショー公開
本記事では奥田英朗さんの『イン・ザ・プール』を紹介します。 精神科医伊良部シリーズの一作目である。 イン・ザ・プール ・イン・ザ・プール あらすじ ネタバレありの感想 ・勃ちっ放し あらすじ ネタバレありの感想 ・コンパニオン あらすじ ネタバレありの感想 ・フレンズ あらすじ ネタバレありの感想 ・いてもたっても あらすじ ネタバレありの感想 登場人物 総評 イン・ザ・プール 著者:奥田英朗 出版社:文藝春秋社 ページ数:279ページ 読了日:2023年5月27日 奥田英朗さんの『イン・ザ・プール』。 精神科医伊良部シリーズの第一弾である。 松尾スズキさん主演で映画化されている。 『空中ブラ…
水泳がもたらす幸福感 身体を動かすのがあまり好きでないわたしが唯一続けている運動が水泳です。近所のフィットネスクラブで週一回は水泳をするようにしています。水泳はゆっくりと長くしたい派です。ですので、すぐに体力が切れてしまうクロールはしません。水中ウォークで30分ほど、身体のリズムを作ったあと、ひたすら平泳ぎをします。下図はわたしが会員になっているフィットネスクラブのプールの構造です。水泳の目的に応じて、コースが分けられ、それぞれのコースのなかで秩序が保たれています。たまに、初・中級者コースで思いっきりクロールやバタフライで、秩序を身だす人(なぜか、男の高齢者に多い)がいますが、基本的には黙々と…
空中ブランコ (文春文庫) [ 奥田 英朗 ]価格: 726 円楽天で詳細を見る 「空中ブランコ」奥田英朗(著)文藝春秋 あらすじ 今作も伊良部先生大活躍!直木賞受賞作 「空中ブランコ」から読んでも大丈夫! まとめ こんな人にオススメ こんばんは、ちわぷ〜です🐶 先日、『イン・ザ・プール』という作品をご紹介させて頂きましたが、 本日はその精神科医・伊良部シリーズの第二弾をご紹介いたします* オムニバス作品なので前作とは話が繋がっておらず、本作から入っても違和感無く読めます!シリーズ二作目「空中ブランコ」は、直木賞受賞作の良作です♪ 「空中ブランコ」奥田英朗(著)文藝春秋 あらすじ 風変わりな精…
イン・ザ・プール ドクター伊良部 (文春文庫) 作者:奥田 英朗 文藝春秋 Amazon 「イン・ザ・プール」奥田英朗(著) 文藝春秋 あらすじ こんなお医者さん見たことない! シリーズ化、メディア化されてます まとめ こんな人にオススメ こんばんは、ちわぷ〜です🐶 今日はスカッと笑える一癖も二癖もある精神科医のシリーズ小説をご紹介いたします✨ 「イン・ザ・プール」奥田英朗(著) 文藝春秋 あらすじ 水泳中毒や携帯中毒など、一風変わった問題を抱えた患者達が伊良部一郎の精神科へやってくる。 治療らしい治療はせず、水泳中毒の患者と一緒に水泳を始めたり、ぶっとんだ言動で患者達を振り回していく伊良部。…
ブクログで読書の管理や、面白そうな本の紹介記事あるいは他の方の読書感想を読んだりしております。 booklog.jp booklog.jp そこで奥田英朗さんの「イン・ザ・プール」が紹介されておりました。 イン・ザ・プール ドクター伊良部 (文春文庫) 作者:奥田 英朗 文藝春秋 Amazon 精神科が舞台となる小説、どんな展開が待っているの!? 伊良部総合病院の精神科医、伊良部一郎にそれぞれの悩みを抱えた患者が訪れることで物語が始まる、短編集。 奇想天外、捧腹絶倒、支離滅裂。とにかくバカバカしいですが、患者は自分の病を治したい一心で総合病院のバカ息子と思われるドクター伊良部に藁をもすがる思い…
奥田英朗の『イン・ザ・プール』を読んだ。2002年に文藝春秋より刊行された連作短編小説集で「イン・ザ・プール」、「勃ちっ放し」、「コンパニオン」、「フレンズ」、「いてもたっても」の5編が収録されている。『精神科医 伊良部シリーズ』の第1弾で第127回(2002年上半期)直木賞候補になった。2005年に映画化、2009年にはアニメ化されている。以下の概要はAmazonより: 「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖…訪れる人々も変だが…
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回は奥田英朗「イン・ザ・プール」。 2002年発表作品。 イン・ザ・プール ドクター伊良部 (文春文庫) 作者:奥田 英朗 文藝春秋 Amazon シリアスなものから抱腹絶倒ものまで作品の振り幅が大きい奥田英朗先生。 本作はトンデモ神経科医・伊良部一郎を主人公にした大人気シリーズの一作目。 同シリーズは「空中ブランコ」「町長選挙」と続き、「空中ブランコ」で見事に直木賞受賞となりましたね。 メンタルに問題を抱えてしまった患者が、たまたま訪れた神経科医学博士・伊良部一郎の診察に戸惑い、怒り、振り回され…
町長選挙 ドクター伊良部 作者:奥田 英朗 文藝春秋 Amazon 「町長選挙」奥田英朗(著)文藝春秋 あらすじ 今回の伊良部先生は選挙をかき乱します! まとめ こんな人にオススメ こんばんは、ちわぷ〜です! 暑い日が続きますね… 暑さを笑い飛ばすべく、コメディ作品をご紹介させていただきます☆ 「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」とご紹介させて頂いたドクター伊良部シリーズの三作品目ですが、基本的にこのシリーズはどの作品から読み始めても問題ない作りになっておりますので、上記の作品を未読の方でも大丈夫です^ ^ 「町長選挙」奥田英朗(著)文藝春秋 あらすじ 超クレイジーな精神科医、伊良部が今作も暴…
【オムニバスを聞く日曜】80・トッドは真実のスーパースター(ポニー・キャニオン:PCD01113-J'97) 日本でも熱心なファンが多いトッド・ラングレンの日本人アーティストによるトリビュート集。prodはパール兄弟のサエキけんぞうで、珠もあれば石もあるというまさにカオス状態。同じ曲が違う人のヴァージョンで複数あるのはちょっとなあ。ジャケットは「A Wizzard A True Star」の稚拙なパロディみたいでイマイチですが。 当時熱心に追いかけてたかの香織と鈴木智文とのコラボ”Does Anybody Love You”はオリジナルを凌駕する出来だと思います。 https://www.yo…
「インザプール」「空中ブランコ」「コメンテーター」の伊良部先生シリーズは快作です。本作はかなり古い本だったので行列は短かったです。 最悪、奥田英朗、講談社、2002.09、15cm 656p 「無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。」 関係ない3人がどんどん不幸になって、最後はとんでもない展開で3人が結びつきます。他人の不幸はやはり格別です。読んでいる途中で、ちょっと前に読んだ染井為人さんの「滅茶苦茶」を思い出しました。ただ、滅茶苦茶は2023年の本なので、こちらの方が先輩にあたるんでしょう。どちらにしてもおもしろい本でした。けっこうじいちゃんは奥田さんが好きかも…
1度読んだ本を、しかも小説をもう一度手に取って読むことはあるんだろうか?むしろそれを読みかけて結局読まないままでいる人の方が多いのでは無いか。当方そんな感じである。 おすすめサイト ■世にも奇妙な物語の放映作品一覧 - Wikipedia ja.wikipedia.org 小説選びで個人的に参考にしていたのが世にも奇妙な物語だ。こういう変わった話が好きなので、こんな話だったら読めるだろうということでWikiを参考に良く探していた(5chの奇妙な話系のコピペとかをよく読んでいた)。実際ここで紹介するものの何割かは原作になった作品だ。是非読んでほしい。 ■書き出し小説大賞 dailyportalz…
処方箋のないクリニック (小学館文庫)作者:仙川環小学館Amazon 青島総合病院の裏の雑木林の中に、放棄された木造平屋建ての診療所があった。病院創業者の息子である青島倫太郎はそこで「総合内科」を開き、迷える患者のよろず相談に乗るのであった……!【もみじドライバー】 年を取って運転がおぼつかなくなっても免許証を返上しないで農業を続ける樫尾平蔵さん。農地の土地利用問題も絡んで複雑な利害や思惑が絡む。果たして落としどころは……?【サプリ教信者】 しっかり者だったはずの綿貫志保理さんの母・絹枝さんがインチキ高額サプリにはまってしまった!そこに至った理由は……?【総合内科 本日開院】 話はちょっと戻っ…
正月休みや、成人の日の3連休やらで、久々の週5日勤務となった週ですが、思ったよりも体力的にキツイと感じることはなく、徐々に体調が戻りつつある私です。 まあ、昼休みは泥のように寝ているのは、相変わらずなんだがな(起きてられない)。 月曜に「完全オフ」を入れたのがよかったのでしょうかね。 やはり週1は休みにした方が、体調は整うんだよな。 私のように「有酸素運動ジャンキー」になると、休むという行為に罪悪感が生じるのだが、上手に休まんと、また救急車のお世話になる羽目になるで。 次倒れたら人生終了のつもりで、慎重にやっていきましょう。 別保公園18km。1:52:06(6:14)。185spm。133b…
初心者でも読みやすい小説が知りたいな~ おすすめ小説20選を紹介します!
元々なかった正月気分ですが、1月も10日を過ぎると、すっかり世の中も日常を取り戻してきましたね。 氷に覆われた釧路市内では、まだまだ「冬眠状態」が続きますが、冬の間はインドア生活をそこそこ楽しんでいきましょう。 今週も祝日があった関係で、ワークアウトは多め。 先月に比べると、状態は戻りつつあるかなあ。 睡眠や休養をしっかり取っているので、疲労度はそこまででもないです。 まだまだ味覚など、戻っていない部分は多いですが、戻っていない部分を嘆くのでなく、復活しつつある状態を喜ぶことにしましょう。 自衛隊コース逆回り15km。1:37:33(6:30)。185spm。125bpm。クラブ練。マイナス2…
アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫) 機械仕掛けの太陽 (文春e-book) 絞首商會 (講談社文庫) 「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書 岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。 (ほぼ日ブックス) 方舟 パズルで鍛えるアルゴリズム力 ひとつむぎの手(新潮文庫) 雪冤 (角川文庫) 女のいない男たち (文春文庫) 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫) オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case (講談社ノベルス) 霧をはらう (幻冬舎単行本) ゼロからわかる量子コンピュータ (講…
ホルガー・シューカイ ムービーズ 83年にサークルの合宿で新島へ行ったとき、海の家でかかっていたペルシアン・ラブを気に入って買ったアルバム。クール・イン・ザ・プールの気持ちよさがクセになる。当時はジャンル分けの難しいものをプログレッシブ・ロックということで一括りにされていた。とはいえ今でもこの音楽をカテゴライズできないと思うし、カテゴライズすること自体に意味もないと思う。ロックと呼んでいいのかすらわからない。ただひたすら気持ちいい音楽。
当時の超話題作 ようやく読みましたので 語っていきたいと思います。 心がスッと軽くなるようなそんな感覚を感じる 1冊です。 これが本当に気持ちいい。 それぞれが抱える(心の)問題を、 5歳児のような心を持つ医学博士伊良部一郎の 出会いで解決していく短編集です! この伊良部が本当におもしろい。。。 子供と同じように思いついたら即行動。 躊躇がない。 この作品はドラマ、アニメにもなっているので、 気になったけど本は重たいとい思った方は そちらでも楽しめますので、是非! ドラマの主演は阿部寛だそうです。 直木賞受賞作品なのですが、 実はシリーズがありこの本は 2作目だったようですが、 すんなり問題な…
【週末息子と見る映画】のKONMA08がお送りする自己満足ブログ 【08映画缶】 間もなく開演です!! No.928 【大怪獣のあとしまつ】(2022年作品) 今回はチラシです。 《解説》 誰も見たことがない 空想 特撮 エンターテイメント この国では長らく特撮映画が愛されてきた。 暴れ狂う大怪獣に逃げ惑う人々。 突如ヒーローが現れて世界を救う―― 子供の頃に誰もが憧れた、お約束の展開。 しかし、倒された怪獣の死体処理は 果たしてどうなっていたのか? 誰が、いつどこで、どんな方法で―― 人類を味曽有の恐怖に陥れた大怪獣が、ある日突然、死んだ。河川に横たわる巨大な死体は腐敗による体温上昇で徐々に…
こんにちは。6月末で定年退職を迎えた独身男性です。奥田英朗さんの「コメンテーター」を読みました。相変わらずの面白さでたくさん笑わせてもらいました。 コメンテーター ドクター伊良部 (文春e-book) 作者:奥田 英朗 文藝春秋 Amazon
10月18日㈬。 池袋の「グランドシネマサンシャイン」へ、塩田明彦監督の映画『春画先生』を見にいく。 少し時間が早かったので、公園の日陰を探して、Kindle書籍リーダーで、奥田英朗の『コメンテーター ドクター伊良部』を読む。人気者、「トンデモ精神科医・伊良部先生」が活躍するコメディ。 コメンテーター ドクター伊良部 (文春e-book)作者:奥田 英朗文藝春秋Amazon 『イン・ザ・プール』 『空中ブランコ』 『町長選挙』 に続く、「伊良部」シリーズ4冊目。 最初に登場したときの新鮮さは薄れたものの、やっぱりおもしろい。『町長選挙』から17年ぶりだという。そんなに経ったんだ、まったく。 奥…
10代の終わり。 ショッピングモール内のカフェ。 そこで僕は友人を待っていた。 当時そのモール内にあったアパレル店員だ。 そんな折、カフェのバイトの女性と仲良くなり、 今思えば異様だが、 数日で、部屋の鍵を渡された。 その女性、仮にMとしよう。 Mは、そのカフェの看板娘らしく、 ストーカー被害に遭いかけたエピソードを僕に教えてくれた。 その当時、 僕らは、哲学やら文学の話題に夢中で、 文通なんて事もした。 まあ、手渡しだが。 Mとの日々は、短くもなかなか愉しく、 映画を観たり、 信仰という概念について語り合ったり、 雑多なこと、 繊細な話題、 様々であった。 ただ、この間、 一度だけMの人気か…