『人々は愛によって生きているが、自分に対する愛は死の始まりである。これにひきかえ、神と万人とに対する愛は生の始まりである。トルストイ』 基本的な理解として、人間の愛は有限なもの、神の愛は無限なものという考え方を、私はしています。 人間は、有限な存在であり、寿命を終えると「肉体的死」に迎えられるのは、誰にでも定まっています。 これを発端として、利己愛は、人間関係では致命的な結果に至ると考えると、そこにも「死」が口を開けて待ってるように考えられます。 一方、「神と万人とに対する愛」は、どうでしょうか? トルストイが何をもって、このようなフレーズを発したのかを、私は認識していません。 私のイメージで…