国防大臣(一番左)と保健大臣(左から2人目)が見守る中、イランで最も著名な核科学者モフセン・ファクリザデ氏(反体制派とイスラエルによって暗殺された)の息子が国産コロナウイルスワクチンの接種を受ける。亡父の栄誉と犠牲により、息子は優先的に接種を受けられた。ちなみに現在、皮下注射でなく筋肉注射の場合、腕は体の横にダラリと下げ、回内も回外もしない状態で受ける、というのが日本では定説になっている。神経を避ける上で。 自国製コロナワクチンの初回接種を受ける最高指導者ハメネイ師 2021年7月 イラン製ワクチンによる人体治験の第2段階と第3段階が開始された際、ワクチンを誇らしげに提示するテヘランの医療従事…