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アンカレッジ

(地理)
あんかれっじ

Anchorage
アラスカ最大の都市。アンカレジとも。人口27万(2002年)。アラスカ州における商工業、金融の中心地である。

略史

アンカレッジの名は、1778年にキャプテン・クックが投錨地としたことに由来する。
1887年にアラスカで金鉱脈が発見され、ゴールド・ラッシュが始まる。その後、1915年に鉄道建設の中心となったアンカレッジは急速に成長、1920年に正式に市に昇格する。
第二次世界大戦から冷戦期にかけては軍需によって日本・ソ連との最前線たるアラスカの空港・港湾の整備が進められたことでアンカレッジ市も発展した。
1974年、北極海のプルドー・ベイ油田からバルディーズ港へのパイプライン建設がはじまり、これによってさらに市は発展した。
冷戦期には北回り航空路*1の経由地でもあった。だが、冷戦終了後はシベリア上空を通過する直行ルートに大半の旅客便が移ったため、アンカレッジ空港*2から往時の活気は失われている。

*1:極東アジア-ヨーロッパ間の最短ルートたるソ連上空を通るルートがつかえなかったため北極上空を通過するルート

*2:空港コードはANC

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