ド−デの戯曲「アルルの女」のためにビゼーが作った曲で、劇附随音楽「アルルの女」と呼ばれるらしい。全27曲。
一般に知られているのは演奏会用にそこから数曲を選んだ組曲である。
組曲は、ビゼーが4曲選んだ第1組曲と没後友人が4曲選んだ第2組曲の二つあり、どちらかと言えば第2組曲の方がよく知られている。
一番有名なのはフルートのソロがある第2組曲のメヌエットであるが、実はビゼーの歌劇『美しきパースの娘』の曲である。
フルートのソロとして演奏される場合は組曲より伴奏が簡略化されているので、原曲のオーケストラ伴奏も聴いて欲しい。
第1組曲
第2組曲