アルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)
アール・ヌーヴォーを代表する画家。独特の「ミュシャ様式」を確立、後世にも大きな影響を与えた。多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を制作した。ミュシャの作品は星、宝石、花などの様々な概念を女性の姿を用いて表現するスタイルと、華麗な曲線を多用したデザインが特徴である。日本の画家やイラストレーターの中にも、ミュシャに影響を受けたと思われる人は数多い。
1860年、チェコのイヴァンチッツェに生まれる。
1879年、ウィーンの舞台美術工房で働き、デッサンを学ぶ。
1888年、パリでアカデミーシュリアンに学ぶ。
1894年、女優サラ・ベルナールの芝居のポスター『ジスモンダ』で注目を浴びる。
1896年、サロンデ・サン展のポスターをロートレックとともに出品。
1901年、レジオン・ドヌール勲章受章。
1936年、パリの印象派美術館でミュンシャ展開催。
1939年、プラハにて没。
アルフォンス・ミュシャ―アール・ヌーヴォー・スタイルを確立した華麗なる装飾 (六耀社アートビュウシリーズ)